積極性は相手を照らす

2年前に書いた著書

「聴く力の強化書」が気になって

いまでもときどきAmazonの

ランキングを確認しています。

すると、

特に10月以降は面白いことに、

1年前より今の方が順位が高く

安定しています。

理由はよくわかりませんが、

2年経っても傾聴に興味がある方が

読みたくなる本になってくれて幸せです。

どんな方々が買ってくれているのか想像してみると

ひとつには、

Amaoznで「傾聴」「聴き方」などの

単語で検索をかけてくださった方だと思います。

そして、もう一つ。

特に最近、強く感じているのが、

口コミによる購入です。

発売直後、講座によく、

「本を読んできました!」

という方が来てくださいました。

それが最近は、

「紹介されて本を読んで来ました!」

という方が増えています。

中には、私が全く知らない方が

本を薦めてくださっているようでして。

本に限らず、なんでも

人に何かを薦めるというのは

それなりの確信がないとしにくいことだと思うので

本当にありがたい限りです。

・・・

話が少し変わりますが、

そもそも、

この本は、何を願って書いたかといいますと、

タイトルにある通り傾聴の教科書として

使っていただけるものを残したいと思って書きました。

教科書というと普通、

堅苦しいイメージがありますが、

傾聴の場合、教科書ではない本が

すでに堅苦しいものが多いので(笑)、

普通に書いたら難しくなる話を、

出来るだけわかりやすく知識に残す、

そんな教科書にしたいと思って書きました。

2年たった今、順位がほとんど

下がっていないということは、

錆びることなく、傾聴のバイブルとして、

使いたいと思っていただける人が多いからだと

自惚れでも自慢でもなく、

純粋にそうだと理解しています。

「古教心を照らす 心古教を照らす」

との虎関禅師の言葉を用いて

思想家で教育者の安岡正篤先生は

「心照古教でなければならない」

と説いたのだそうです。

せっかく手に取っていただいた本ですから

積極的に意思をもって読んでいただき、

これからも、みなさんに魂を

吹き込んでいただきたいものであります。

・・・

いかがでしょうか?

これをお読みいただいている、あなたは

本でも、勉強でも、仕事でも

受け身で、ただ漠然と良い結果を

もらおうとするだけでなく、

積極的に得ようという姿勢をもって、

臨んだ経験はありますか?

積極的に学ぶことは、

自分にとっての学びが深くなるだけでなく

それを作った人を認めて、

照らすことにもなります。

【この言葉を自分に言ってみよう!】

「相手を喜ばせたいなら、まず自分が喜ぶ」

これこそまさにWIN-WINですね。

・・・

そろそろまた新しく書きたいことがでてきました。

来年はまた、本を書きたいと思います。

・・・思うのは自由ですが、

また出版社さん探さないといけませんね(笑)。

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