傾聴とカウンセリングの違い

※LINEでもメルマガの更新情報を受けとれます
→LINEで読む

◆「傾聴茶話会」※無料
2月27日(火)20:00
→詳細はコチラ

◆キャリコン面接対策
2月18日(日) 19:00
→詳細はコチラ
※3名限定

◆大阪傾聴サポータ養成講座
2月23~25日 天満橋
→詳細はコチラ

──────────────────
傾聴サポーター養成講座 随時受付中!
https://jkda.or.jp/school/supporter

◆オンライン体験会&説明会
・ 2月 7日(火) 19:30
・ 2月10日(土) 19:30
・ 2月17日(土) 10:00
・ 2月26日(火) 09:00
・ 3月 9日(土) 19:30
・ 3月13日(水) 19:30
・ 3月16日(土) 10:00
・ 3月26日(水) 10:00

●時間 120分 ※質問タイムあり
●定員 4名
●読者特別価格 ¥4,000→¥2,000 ※50%OFF

→詳細はコチラ

─────────────────

いつもありがとうございます。
きょうは自宅に引きこもり、岩松正史です。

※今回はちょっと
めんどくさい話になります。

めんどくさいと思う方は、
読まないでください。

よくいただく質問の中に
傾聴とカウンセリングは何が違うのですか
というのがあります。

それは、
傾聴をあなたがどう定義したいか
によって変わってきます。

「あなたは、傾聴とはなんだと思いますか?」

50文字以内で説明してみてください。

まず、
そこがスタートです。

このように問いかけてみると
傾聴の定義が十人十色
であることがわかります。

要するにみなさんは
「傾聴」という名の

「ひとつの物体」

があると勘違いしているのです。

一つの物体なら、
確かに一つの答えが見つかるでしょう。

でも、
何を傾聴と呼ぶか(呼びたいか)に
決まりはありません。

個人的には、
ロジャーズの傾聴を傾聴と「呼びたい」
と思っている部分が大きいですが、
それは人の自由でもあります。

こんなまどろっこしいことを言わず
もっと簡単に言うなら、
「狭義の傾聴」と「広義の傾聴」
があると考えてみてはいかがでしょうか。

狭義の傾聴は、たとえば

「傾聴=ただ何も言わず聴くこと」

と定義することもできます。

すると、

ただ聴く事と
心理カウンセリングは当然違うので、

「傾聴と心理カウンセリングは違う」

ということになります。

でも、
広義の傾聴になると、
たとえば、

「人の心を理解し、人の心の問題が解決した『気持ち』になるまで関わり続けること」
とするならば、

傾聴と心理カウンセリングは
同じものと呼べるかもしれません。

どこまでを傾聴と呼びたいか
「広さ」により変わります。

さらに、
傾聴はもしかしたらただ聴くだけ
ではないかもしれません。

相手に何か「伝え」たときに、
相手がその言葉を「しっくり」
受け止められているかどうか?

しっくり具合の確認しながら、
しっくりきていないなら、

その感じにとどまってもらい、
自己の内面との対話がしやすいよう
あらゆる支援をすること。

それも、傾聴といえば傾聴です。

そうなると、
傾聴には「伝える」ところまで
含まれるかもしれません。

「自己対話が起きるように関わること」
を傾聴と呼べるかもしれません。

こうなると、では
「自己対話が起きることは心理カウンセリングなのか?」
問題が起きてきて、

問題はさらに複雑になります。

ここまで読んで、
混乱してきましたか???
(しますよね(笑))

何が言いたいかというと、
傾聴と言う「言葉」には
ひとつの答えはないと言うことです。

だから、これもまた
「心理カウンセリング」という
一つの言葉に当てはめることも
出来ないということです。

いくら私がどう説明しても、
その言葉をあなた自身がどのように
「意味づけたいか」

そして、
その意味図家について
「感覚的にしっくり来ているか」
によって納得度は変わります。

何事もはっきりさせたい性格の人には
このような曖昧で答えがない
回答を理解するというのは困難でしょう。

でも、そのように、
人それぞれ、ある事柄についての
感じ方と意味付けを心底理解すること、

話し手も聴き手も心底理解し
共有できていること
それが私にとっての傾聴です。

だとすると、
傾聴しているうちに
それが、癒しになったり
気づきが生まれたり
することがあります。

でも、
そのような癒しや気づきが
起きない時もあれば、

そもそも、
そんなことは必要な意図もあります。

つまり、
傾聴は心理カウンセリングになるときもあるし
ならない時もあります。

傾聴がなにかであるかよりも、
あなたが何を傾聴と呼びたいですか
の方がよほど重要です。

一つでなくていいので、
自分なりの傾聴の定義を
してみてください。

自分なりの傾聴を定義していくうえで
先人たちが残してくれた
知識と経験は役に立ちます。

自分なりの定義が出来るようになれば、
傾聴が心理カウンセリングと同じかどうかなど
言葉上の定義はおそらく
どうでもよくなります。

よかったらやってみてください。

<おすすめ>

傾聴上手な人は必ず、自身も
聴いてもらう傾聴体験をしています。

お話傾聴サービス
→詳細はコチラ/

<<編集後記>>

近年、東京都心は雪はあまり振りませんが、
今日は久しぶりに雪の予報です。

都内に出かける用事がありましたが、
夕方には戻ってこなければいけない
用事があるため、

出かける用事をリスケして、
今日は一日自宅仕事です。

車のタイヤは毎年一応
スタッドレスに変えますが、
結局、街を走る車の多くが

スタッドレスではないので、
出かけるのは危険です。

長野出身者としては少量でも
雪道をノーマルタイヤで
走ろうとするのが信じられませんが・・・

寒い一日ですが、
今日もいい一日をお過ごしください!

↓今日のBLOGを読んだ感想をお寄せください
https://docs.google.com/forms/d/e/1FAIpQLSfCy1YGKWnGj21PjbL607RKcgEW4T1MD1NbCiQM6QjTXG1_hw/viewform

◆傾聴関連◆
傾聴1日講座(基礎)
傾聴サポーター養成講座

PAGE TOP