傾聴の練習法「シャドウイング」とは

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◆出版記念講演会 8月20日(Zoom)、9月20日(大阪)
https://jkda.or.jp/info/?p=1417

◆鏡の傾聴を体験するワークショップ 9月28日(土)Zoom
https://self-keicho.com/kagami02

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◆体験会&説明会(オンライン)
・ 8月15日(木) 19:30
・ 8月17日(土) 19:30
・ 8月25日(日) 10:00
・ 9月14日(土) 19:30
・ 9月19日(木) 19:30
・ 9月29日(日) 10:00

●時間 120分 ※質問タイムあり
●定員 4名
●読者特別価格 ¥4,000→¥2,000 ※50%OFF
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いつもありがとうございます。
ボイトレのためにボイトレをする、岩松正史です。

傾聴のトレーニングの一環として、
「シャドウイング」という
手法があります。

シャドウとは「影」のことです。

この方法では、
リアルな聴き手の後ろに
「影の聴き手」、

リアルな話し手の後ろに
「影の話し手」を配置します。

影の聴き手は、
リアルな聴き手の対応を観察し、
話し手の反応を感じ取る練習をします。

影の話し手は、
リアルな聴き手の応答を聞いて、
話し手としての自分がどのように
感じるかを体験します。

シャドウイングの優れた点は、
完全に当事者でもなく、
完全に他人でもない立場から、

ある客観的かつリアルに
体験できることです。

影の聴き手から見ると
「リアルな聴き手のあの応答は良くなかった」
と感じることがありますが、

リアルな話し手は「よかった」と
感じることがあります。

また、

影の話し手から見ると
「もっと違う応答をした方がよかった」
と思えた場面でも、

リアルな話し手には
「(リアルな)聴き手のあの応答がとても良かった」と
評価することがあります。

こうしたリアルと影の間の
認識の違いがよく起きます。

以前やったシャドウイングの練習では、
影の聴き手は、

「リアルな聴き手は、沈黙を途中で破らず
 もっと待つべきだった」

と感じました。

でも、
リアルな聴き手は
「いつもより長く沈黙を待てた」
と振り返っていました。

このように、

認識のズレがある場合、
指摘の仕方には注意が必要です。

ストレートに「もっと長く待つべきだった」
と伝えれば、相手を傷つける可能性があります。

相手を責めたり傷つけず、
自分の感じたことを誠実に伝える方法を
考えることが重要です。

シャドウイングは3人以上いないと
できませんが、オンラインでも可能です。

気づきが多い練習法なので
ぜひ一度試してみてください。

<お誘い>

◆出版記念講演会 8月20日(Zoom)、9月20日(大阪)
https://jkda.or.jp/info/?p=1417

<編集後記>

ボイトレに行く日はだいたい午後です。

昔のように毎朝発声練習をしていないので、
前回の発生をだいたい忘れています。

なので、
ボイトレに行く前はボイトレに
ついていけるように、
カラオケ屋に1時間くらい言って
ボイトレをしてから言ったりします。

ボイトレのためのボイトレですね。

今日もいい一日をお過ごしください!

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