やる気が出る動機付けのポイント

◆クレームを防ぐ傾聴のやり方ワークショップ 9月17日
https://note.com/iwamatsu01/n/nfb99670094d5

◆出版記念講演会(大阪)9月20日
https://jkda.or.jp/info/?p=1417

◆傾聴サポーター養成講座(大阪)9月21~23日
【早割】8月末まで
https://jkda.or.jp/school/supporter

◆セルフ傾聴のやり方を学ぶ「鏡の傾聴ワークショップ」9月28日
https://self-keicho.com/kagami02

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傾聴サポーター養成講座 随時受付中!
https://jkda.or.jp/school/supporter

◆体験会&説明会(オンライン)
・ 8月25日(日) 10:00
・ 9月14日(土) 19:30
・ 9月19日(木) 19:30
・ 9月29日(日) 10:00
・10月11日(金) 19:30
・10月19日(土) 19:30
・10月24日(木) 19:30
・10月27日(日) 10:00

●時間 120分 ※質問タイムあり
●定員 4名
●読者価格 ¥4,000→¥2,000 ※50%OFF
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いつもありがとうございます。
今日は東京に出かけます!岩松正史です。

行動を促すための動機付けには、
「褒美を与える」と「罰を与える」の
2種類あります。

これらは「外発的動機付け」と呼ばれ、
外部からの働きかけで
やる気を引き出す方法です。

1. 褒美を与える

相手が望むものを提供したり、
行動を褒めることでやる気を引き出します。

ただし、

褒美を与えるタイミングが重要です。

行動する前に褒美を与えると、
満足してしまい行動が
起こりにくくなります。

最適なのは、行動が完了した後に
褒美を与えることで、
行動を持続させやすくなります。

2. 罰を与える

「勉強しあなければゲームはやらせない」など
望ましくない結果を設定することで行動を促します。

人には悪い状態をさけたがる心理があり
罰は短期的には非常に効果的です。

褒美や罰といった外発的動機付けは
短期的には効果がありますが、
長期的には問題が生じることが
多いことで知られています。

褒美を与え続けると、
それが当たり前になり効果が薄れたり、

罰を与え続けると人はあきらめや
心の不調を招くことがあります。

そのため、外発的な動機付けは
状況に応じて慎重につかう必要があります。

一方で、内発的動機付けというのもあります。

自分の内から湧き上がる
「やりたい」という気持ちを基に
行動を促す方法です。

これは、外発的動機付けよりもパワフルで、
健全性も高く、持続性も優れています。

しかし、

内発的動機付けを引き出すための
万人共通の方法はなく、
個人に合わせたアプローチが必要です。

その一つの方法が「傾聴」です。

例えば傾聴では、
相手が「やりたくない」と感じている気持ちを
まず受容し理解することから始めます。

多くの人は「やるべき」という
社会的な価値観に囚われがちですが、

それよりも、何がやりたいかと
「何をやりたくないか」に目を向けます。

「やりたくない」気持ちを
認め理解できるようになることで、

「やりたい」も「やりたくない」も
どちらも自分の中にある同じ「気持ち」です。

「やりたくない」を理解することは
「やりたい」気持ちを理内するのと
同じプロセスです。

外発的な動機付けに頼りすぎるのをやめて
内発的な動機付けが出来るようになるには、

外発的動機付けに慣れている親や上司が、
まずは自分自身への関わり方を見直し、
自分が内発的動機付けで動けるように
なることが大切です。

人は自分を見るように他者を見る生き物で、
自分にできることが他者にもできることなのです。

自分をいつも外発的動機付けで鼓舞している
親や上司は、子供や部下に対して
同様の方法をとりがちです。

ですから、
相手とのコミュニケーションを考えるときは、
自分へのコミュニケーションの取り方も
見直してみましょう。

<編集後記>

今日から2日間、
講師養成講座です。

台風が近づいているとの事でしたが
今日(土曜日)になっても
一向に近づいてきません。

危険そうならZoom開催に
変更しようと思っていましたが

しばらくは雨もひどくならなさそうし、
電車も普通に動いているので
予定通り東京の会場でやることにしました。

気合入れて、傾聴1日講座の新しい講師を
育てに行ってきます。

今日もいい一日をお過ごしください!

◆傾聴関連◆
傾聴1日講座(基礎)
傾聴サポーター養成講座

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