先日、懇親会のために用意してあった
お菓子の中に「柿の種」があったのですが、
その時は人気がなかったようで、余ったものを
自宅に持ち帰り書斎に置いておきました。
柿の種というのは本当に不思議な食べ物でして、
いったんあの子袋を開けてしまうと最後、
おなかがすいているわけでもないのに、
なぜか全部食べ切ってしまいます。
「やめられない、とまらない・・・」
そんなスナック菓子もありますが、
アレと同じでクセになって止まらなくなります。
そんな経験はないでしょうか???
あっというまに、持ち帰った柿の種は
ほとんどなくなってしまいました。
ある日、空になった袋を眺めながら、
「なぜ食べつづけてしまうのだろうか?」
と、考えてみたら、
きっとそれは、柿の種の一粒一粒が
「小さいから」
だろうという結論に至ったのです。
もしあれが
「大きな一枚20センチくらいのせんべい」
のような大きなカタマリだったら、
(それはそれで一度は食べてみたいだろうけれども)
きっと食べている途中で飽きてしまい、
食べ過ぎなることはない気がするのです。
一粒一粒が2センチくらいに
小さく作られているからこそ、
クセになり食べ続けてしまうのではないでしょうか。
・・・
柿の種と同じかどうかわかりませんが、
生活の中にはこんな風にして
「小さく分けると、たやすく進む」
ものがたくさんあるような気がします。
話はちょっと変わりますが、
先日、学習の仕方に詳しい知人から
効率的な勉強ができる人と
そうでない人の違いを教えてもらいました。
ちょっとご紹介しますと、
効率的に勉強ができない人には
膨大な試験範囲を一つのカタマリとして
みえているのだそうです。
そして、あまりの大きさに尻込みして、
勉強を始める前にすでに負けているのだとか。
・・・まあ、
身に覚えはありますな。
逆に、効率的にできる人は、
試験にまつわるすべてのことを
「小さく分けて見る習慣がある」
のだそうで。
たとえば、
試験範囲は全部で何ページあるか?
いくつのカテゴリーに分けられるか?
大項目の数、中項目の数、小項目の数・・・
という具合に、
小さく分けて全体の「分量」を理解したり、
あるいは時間もその日の気分で
「できるだけ、たくさん頑張ろう!」
とかしないで、
勉強する時間も1時間くらいずつに
小分けにしてやる人なのだとか。
また、
勉強する時間と休みの時間、余暇の時間など、
違う種類の時間をちゃんと分けて持っていたり。
確かに・・・、
柿の種は、柿の種だけでもおいしいですが、
一緒に入っているピーナッツがあるから
飽きずに食べ続えけられるというのもありますね。
(ちょっとちがうか(汗))
とにかく、
量も時間も一つの塊としてみるのではなく、
細かく小分けにしていく。
そうすると、一個やったらまたつぎ。
また一個やったらその次という具合に、
脳みそが前に進みやすくなるのだとか。
細かくすると脳みそが前進しやすくなるのは、
もしかして勉強も柿の種も
同じかなとも思ったり(笑)。
小さく分けたほうがたやすくなるものがある
というのはわかりますね。
柿ピーの場合、加速すると食べ過ぎて
太ってしまいそうですが(笑)。
【この言葉を自分に言ってみよう!】
「小さく分けると、脳は自然と前に進む」
頑張って前に進めることよりも、
自然と脳みそが動きやすい環境を作るほうが
確かに楽そうであります。
そんなことを思いながらいま
BLOGを書いていますが、
早朝から食べ始めた柿ピーが
午前5時半前にして、そろそろ一袋
終わりに近づいているのでありました。
確かに加速しますね(笑)。
ちなみに私は、柿の種を先に食べて、
あとからピーナッツだけまとめて食べる派であります。
カテゴライズしているわけです。
あなたは、どんな風に柿ピーを食べますか???
ひょっとしたら、
あなたにとって心地よい柿ピーの食べ方こそ、
仕事や勉強を進める上で、
あなた自身が心地よく進められる、
やり方と同じなのかもしれません!
(そんなことないか???(笑))
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