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いつもありがとうございます。
今日はみなさんご存じの○○の日、です。

2005年になる前には、ぼちぼち
傾聴を教え始めていました。

教えるといっても、当時はプログラムが未熟で
「間違い探し」とは「ブラインドウォーク体験」など

いまの100分の1ぐらいしか洗練されれていない、
ほんとうに安直な内容でした。

例えば、

つながりの大切さを知るための
ブラインドウォーク・・・

人間関係と微細な違いな気づきの
大切さを知るための
イラストからの間違い探し・・・

カードを引いて、書かれた質問に
応えるだけの、自己開示訓練・・・

講師業をそもそもしたことがない
ズブの素人には、それが限界でした。

それに、
傾聴の講師をはじめたといっても、
講師としての売上げは年間2万円。

活動のほとんどが、区民センターで
仲間と行う無料面談会や、

心に興味がある人たちをあつめた
本の輪読会など、無料のものばかりでした。

カウンセリング関係の売上げのほとんどは、
勤めていた会社のお客さんから
依頼される個別カウンセリングでした。

でも、
この5年の期間のおかげで、
面談で怖い思い、理不尽な対応、依存されたりと、
困難なケースも多数経験することができことが
いまでも礎になっています。

そして、
リアルなカウンセリングが、
うまくいかなければうまくいかないほど。

あるいは、

たまにうまくいくほど、
「やっぱり大事なのは、心にズレない傾聴だ」
という思いは、ますます強くなっていきました。

思いが強くなった理由は
もうありました。

最初のカウンセリング学校を辞めたのち、
いまの師匠の勉強会に年300時間通い、
ロールプレイを中心に練習を重ねていました。

師匠の聴き方は、怖いくらいに、
そこにいる話し手、聴き手、フィードバック役、
すべての人の気持ちに気づき、関わっていくのです。

短気な私からすれば、悪くいえば、
それはじれったくて、
めんどくさい関わり方でしたが

決して心からズレないよう
丁寧に関わる聴き方でした。

話し手本人が思うよりも、
もっと、わかろうとしていく。

そのスタイルは、初めは
まったく理解できないどころか、
「キモチ悪い」とさえ感じました。

もっとテンポよく進めてほしいと思ったし、
自分はそうしたいと思っていたのです。

でも、
練習の輪の中にいつづけるうちに、

「気持ちを知るためには、
　気持ちでやり取りしないとできない」

のだと、信じるようになりました。

そして、

私がやってきた、見かけ倒しの
傾聴もどきでは、リアルな人間には

まったく通用しないという現実を、
突きつけられました。

それは、
とても苦しいことでしたが
同時に、そこから逃げたくない
自分もいたのが不思議です。

しんどさを感じながらも、
そこにいたいという、

相反する不思議な感覚の板挟み状態が
ずっと続ていてくれていたからこそ、

結果的に１０年続けることが
出来たのだと思っています。

＜編集後記＞

本日１２月２４日は、皆さんご存じの
マライアキャリー
「恋人たちのクリスマス」の日です。

知ってましたよね！？

・・・って、

知るわけないですよね。

マライア・キャリーは、
アメリカのシンガーソングライタ、女優です。

彼女の代表曲「恋人たちのクリスマス」が
2024年でリリース30周年となることを記念して
発売元とのソニー・ミュージックが
2024年に、記念日に制定しました。

去年からですね（笑）

・・・一つ、疑問なのは、
今日がクリスマスイブというのはわかりますが、
CDの発売は10月29日にリリースというこで。

ちょっと強引な気がするのは
私だけでしょうか。

今日もいい一日をお過ごしください！