【ズレない傾聴③】カウンセリングの学校と決別した決定的な出来事

いつもありがとうございます。
午後から起きた、岩松正史です。

私は、カウンセリング学校の生徒としては、
かなり積極的な学生だったと思います。

なにせ、サラリーマンでありながら、
年間50日以上、それも2年
通い続けたのですから。

その学校は、とても親切で、
一回コースを受講したあとは、
一コマ、ワンコインで何回で受講できるという、
最高の仕組みを提供してくれました。

いま、私が傾聴サポーター養成講座で
同様に無料で1年間再受講できる仕組みにしているのは、
そのときの影響が、かなり大きいです。

10コマの授業を2年間、何度も
受けなおしだいたい理解したのち、
講師を目指せるクラスに進みました。

講師を目指すメンバーは、
ときどき、学校で受託にした研修の一部を
任せていただける機会もいただきました。

そんなある日、問題が起きました。

講師学習メンバーでを行った研修について
依頼元からクレームがスクールに入ったのです。

私に関係したクレームではなかったのですが、
他のある講師の立ちふるまいに問題があったと、
厳しい指摘を受けたようでした。

しかし、私がその日見ていた限り、
その講師に問題があったようには思えず

同席していた者として
いったい何が問題だったのか、
知る必要があると感じました。

そこで、
「問題が何であったのかを共有してほしい」と
先生にお願いをしたのですが、
応じてもらえませんでした。

普段、「傾聴が大事だ」といっている先生が、
こちらの話には耳を傾けてもらえない姿勢に、

いままでも少しずつ積もってきていた
疑問と小さな不満で信頼の糸が切れてしまいました。

私は、何も言わず、
学校と関わることを一切やめました。

私もビジネスマンです。

ビジネスとして先生が依頼元へおこなった
対応が間違っていたとは思いません。

そんなことではなくて、
先生が何を思っているのかを聞きたかったし、

私たちが何に引っかかっているのかを
聞いてほしかった。

それだけでした。

当時、私はすでに今もお世話になっている
傾聴専門の先生のもとにも通い始めていました。

初めてカウンセリングに関わる機会をくれたこと、
長く学ばせていただいたことには感謝しています。

でも、
先生がいちばん大切だといった「傾聴」について、
信用がおけなくなってしまっては
縁を切るしかありませんでした。

その後、何度か先生から「誤解を解きたい」と
連絡を頂きましたが、返信はしませんでした。

それから数年後、先生は
病気で亡くなったそうです。

返信しなかった理由も「傾聴」でした。

当事者の一人として、聴きたかったという思いと、
聴いてほしかったという思いがあっただけなのに
それを、なぜ「誤解」と表現したのか。

言葉に込められている
気持の理解度に関する感度は
先生のそれよりも強い自分がいました。

「きっと、話す機会を持っても無駄におわる」

先生からの長掛に対して
わたしのカラダは、
そう予感を教えてくれていました。

先生と話す理由は、私の中では
なくなってしまっていました。

初期の段階で、話せる時間があったなら、
こんな結果にはならなかったのではないかと、
いまでも思います。

そう思うと、残念でなりません。

「やり直しがきかないのが、人生なんだ」

あきらめることの大切さも、
その経験から学びました。

◆傾聴1日講座
・東京 12/1、12/27、1/7、2/2、2/21、3/2、4/6、4/11
・大阪 12/2、12/7、1/10、1/26、2/7、2/18、3/23、3/28、4/11、4/22
・オンライン 1/11
https://jkda.or.jp/keicho_oneday_lecture

◆傾聴サポ-タ-養成講座
・東京&オンライン 1/10、1/11、1/15、2/7、2/8、2/12、2/28、3/1、3/5、4/4、4/5、4/9
https://jkda.or.jp/school/supporter

<編集後記>

けさ、息子を学校に送り出したあと
そのまま仕事をしようと思ったのですが。

なんともいえないけだるさを感じまして。

熱があるわけでも、のどや鼻が
おかしいわけでもないんですけどね。

そのまま、少し横になろうと思って
布団に横になったら・・・

気づいた時には、午後2時でした(汗)

でも、寝たらだいぶすっきりしたので
それから、ちょっと役所に行って
いま喫茶店でこの記事を書いています。

寒かったり、暑かったりしますが、
みなさんも体調にはお気をつけください。

今日もいい一日をお過ごしください!

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