とっさに「手が出て」うれしかったのはなぜか?

オフィスに向かおうと最寄り駅の

飯田橋で東西線のホーム歩いていたら、

見たことのある男性が向こうから歩いてきました。

見たことはあるのだけれど、

一瞬誰だったかと戸惑いまして。

なにせ相手は外国の方でしたので・・・。

「外国人の知り合いなんていたっけ?」

となりまして。

1秒くらい自問して、思い出しました!

月2、3回行くインドカレー屋の店員さんでした。

お店でときどき話す程度なので、

顔見知りではあるけれど

ものすごく仲良しというわけでもなく。

服装もお店と違い私服だったので、

雰囲気が違い分かりませんでした。

でもそのあとにした自分の行動に、

あとになってから自分で驚いてしいまいまして。

何をしたかというと

とっさに「手」が出たんですね。
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もちろん殴ったり叩いたんじゃありません(笑)

「こんにちは!」といって

反射的に手をふったのでした。

「知り合いと出会ったら手を振る」

なんて、あたり前の人からしたら何ともないことでしょうが、

子どものころからプライドが高い私にとってはちょっと

意味深いものがありまして。

子どものころの私だったらきっと、

少しの知り合い程度の人なら

見て見ぬふりをして通り過ぎていたでしょう。

大人になってからも、

就職したての20代の頃の私だったら、

会釈をして終わりだったでしょう。

自分から声をかけて手を振るなんて

ありえないことなんです。

そんなことが自然にできた自分にあとから驚き

そして、

この15年間ほど積み重ねてきた自分の変化を感じ

「少し心が柔らかくなったかな」

と、うれしく味わったのでした。

傾聴に限らずコミュニケーションスキルを学ぶことは大切です。

でも、

それは相手にどうするか方法を学ぶのが大切なのではなくて、

その人に接することができる「自分づくり」という意味で

大切なのではないでしょうか。

思いやり、親切、関心・・・

どんな表現でもいいのですが、

そういうものは自分の心が柔らかくなれば、

あとから自然とわいてくるものではないでしょうか。

コミュニケーションのスキルも

自分の心が固く冷たければ何の役にも立ちません。

そして

人に優しくなれたならそれは

自分に優しくなれたからかなと思ったりして。

・・・

私はインドカレー屋の店員さんに手を振ったようで、

実は過去の自分に笑顔で手を振っていたのかもしれません。

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