まっすぐ歩いているだけだと喧嘩になる

品川駅の構内を歩いていたら、

スーツを着た男性二人が

人目もはばからず

殴りあいにをはじめました。

ぶつかったのが原因のようでした。

ひとりが、

「俺がまっすぐ歩いてるのに横切ろうとしただろうが!」

というと、

もう一人も言い返します。

「お前のほうが横切ったんだろうが!」

見かけが普通の身なりをした

サラリーマン風だったので、

その乱暴さにちょっと驚きました。

遠巻きに見ていて思ったのは、

それと、

「おそらくどちらの言い分も正しだろうな」

ということです。

人間誰しも自分が顔を向けているほうに

「まっすぐ」

あるいているわです。

欽ちゃん走りのように普通に歩く人はいませんね(笑)

だからみんなまっすぐです。

でも、

自分はまっすぐ歩いていても、

別の人とずっと平行に歩いていなければ

必ずいつかは交差してぶつかります。

喧嘩をしている二人の、

正しいようで正しくない言い合いを聞いて

これってなんだか人生に似ているなと思ったのでありました。

・・・

そもそもの間違いは

「まっすぐ歩いていから自分が優先されるべき」

と、いう思い込みです。

人間関係に置き換えるなら、

「自分の考えは正しいから、相手は間違っている」

というのと同じではないでしょうか。

人には人のまっすぐがあり、

人には人の正しさがあります。

「自分にとってまっすぐ=正しいわけではない」

それは単に自分が勝手に

「まっすぐが心地よい」

だけなのです。

・・・

車で細い街中の路地をクネクネ曲がりながら走ると

神経を使い疲れますが、

田舎の高速道路にのれば

何も気にせず広い直線道路を

心地よく運転できるのに似ています。

でも全員が、

自分のまっすぐが心地よいからといって

立ち止まったり、

よけたりすることをしなかったら、

どうなるでしょうか?

当然、事故がおきます。

(さきほどのように)

みんな俺が先、俺が俺が、、、

そんな考えが社会に蔓延しているのかもしれませんね。

相手には相手の直進があり、

自分には自分の直進がある。

まっすぐは人により千差万別。

その事実を知っているかどうか?

知っていても、実際に気を使えるかどうか?

そんなことを思いながら、

「やさしさ」や「気づかい」とは何か?

と、考えてみると、

別に無理をして譲ったり、

大げさに大回りしたりしなくても、

ぶつかる前にちょっと自分の直進の

スピードを緩めてみたり、

あるいは

立ち止まって見るだけでも

十分気づかいになるのではないかと思たのであります。

でもそれがしにくい時(人)がありますね・・・。

みんな余裕がないのかもしれません。

他人事ではない気もして、

自分の正しさを人に押し付けると

トラブルになるといういい教訓になりました。

気を付けないといけませんね。

これをお読みのあなたは、

自分にとっての正しさを知りつつも、

自分の主張をちょっと緩めたり

少し譲ったりできる人でしょうか?

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