怒らせたのは誰かというと・・・

昼食を食べに、はじめてのラーメン屋にいってみました。

そこでラーメンを注文をしたら店員さんが
「ニンニクはいれますか?」と質問をしてきた。
「はい」と答えたら、店員さんは注文を復唱をして去って行った。
しばらくして別の店員さんがラーメンをはこんできてこういった。

「おまたせしました。ラーメン【ニンニク抜き】です。」
正直に「ニンニク入りをたのんだんですけれども」
と伝えたら厨房で使っているニンニクをもってきてくれた。
特にそこのことに不満はなかった。
でもラーメンを食べながら別の自分がこういった。
「わざわざニンニクがいるか質問しておいて間違えるか?」
と。
たしかに・・・。
ちゃんときいてもらえなかったことにちょっと怒っていた。
そのとき、もう一人別の自分がでてきてこういった。
「ここで店員さんに不満をいったり、不満があるのに
飲みこんでラーメンをまずく食べて帰りたいのか?」
と。
うーん、それはどうかな???
考えて出た答えは「NO」だった。
おいしく食べて気分よく帰りたいと思った。
それが一番いいと。
そこで考えた。

「どうしたら不満もためず美味しく
 食べて気分よく帰れるだろうか?」
と。
そこで勝手に一つのストーリーをこしらえてみた。
『さきほど注文を間違えた40代後半の女性店員さんは、
 最近ここでバイトをはじめたばかりだった。
 だから間違えてしまったのだろう。仕方がないことだ』
と。
しかし別の自分がすぐにこう反論した。
『はじめたばかりだからって、
 間違えていいワケじゃないよね。』
たしかに・・・。
スッキリ納得できなかった。
そこでもう一つストーリーをたしてみた。
『バイトを始めた理由は夫が不出来で離婚することになり、
 小さな子供を養うために働き始めたのだ。』
と。
私は自分の心のフィルターが
子供の話題に弱いことをよくわかっている。
無邪気な子供がつらい思いをしていたり、

それを家族が必死に守ろうとしていると思うと
いつも胸がしめつけられる思いがする。

これは事実ではなく完全に妄想でしかない。
でもそんなことはいまは関係ない。
自分の心の動きかたのクセをつかって、
おだやか気持ちで食べて帰れればそれでいい。
そして幸運にもこの妄想は自分を納得させるのに十分だった。
妄想力に助けられ、気分よく帰ることが出来た。
ときどき、
「お前が●●した(しなかった)から私は怒っているんだ!」
といいたくなることがある。
でも、実際は怒るかどうかは、相手は一切関係がない。
自分の心にきいてみればいつもわかることだが、
怒るとき必ず心の中で

怒るスイッチ

を自分で入れている感覚がある。

自分が怒らないと決めている限り、誰も怒らせることはできない。
怒るかどうかはいつも自分が選択して決めているのだから。
そして、

怒ることで相手を傷つけながら、
自分を一緒に傷つけていってしまうことは
なにより自分に対して申し訳ないことだと思っている。

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