願望と欲求のちがいを知ればダイエットできる!?

先日、珍しく菓子パンを食べたくなりまして。

4つも買って食べました。

最近どうも、「パンを食べたい」という

欲求が出てこないんですね。

そのときは仕事帰りで疲れておりまして・・・。

パンをどうしても食べたいというよりは、

「何か悪いことをしたい」

という変な欲求が湧いてきて、

それで食べていたような気がします。

「食べたい」と一言で言っても、

いろいろな意味あいがありますね。

・・・

話は変わりますが、

体重を10キロ落としてから

3年半が経ちました。

いまでは偉そうにダイエットの講師しています(笑)。

ときどき

「やせる秘訣は何ですか?」

と聞かれることがあるのですが、

この方法は一つしかないですね。

やせた後の素晴らしい姿、生活を想像して、

「いま食べてしまったら、太るから我慢しよう」

と必死に自分に言い聞かせて

一生懸命ガマンすること

  ・
  ・
  ・

と、やると必ずリバウンドします(笑)。

そうではなくて、

「食べたい時に食べたいものを食べて、食べたくない時に、食べたくないものを食べない。」

これが一番ですね。

それだけしていれば、

むやみに体重が増えることはありません。

でもそんな風に言うと

「私はいつでも食べたいから食べているんですけどやせません」

という人がたくさん出てきそうです(笑)。

もう少し説明します。

たしかに毎日なんでも食べたい人は、

食べ続ければ太るでしょう。

これはたぶん私がいいたい

「~したい」とは意味が少し違うのだと思います。

・・・

「~したい」には2つの意味があります。

(考えたことありますか?)

一つは、たとえば

目の前でおいしそうな食べ物を見たら、

ダイエット中でも「食べたい」と思うこと。

このときの「~したい」は生理的に湧き出てくる

「欲求」

です。

もう一つは、

生理的欲求とは別に

なぜやせたいと思うのか?

やせたら何を(どう)「したい」のか?

何が叶うのか?

という、

「あなたにやせたいと思わせているもの」

つまり、将来に関する

「願望」

の「~したい」です。

やせたいけれどやせられないという人は

たぶんこの「~したい」、

欲求と願望の間で揺れ動いている

のではないでしょうか?

湧き上がる欲求だけに従えば

意思によるコントロールを失って、

いわゆる暴走した状態になってしまいます。

だから同じ「~したい」でも

欲求優位ではなく、

願望優位の脳になればいいということになります。

その時のポイントは、

欲求を「コントルできる」と思わない

ことです。

もう少しわかりやすい言い方をすると

「願いを叶えるために、ガマンしよう」

と思ってもほぼ無駄です。

人間はそもそも、

生理的欲求優位にできています。

欲求は本能ですね。

意思が欲求を押さえつけることはほぼできません。

「押さえつける」

「コントロールする」

という考えはそもそも

湧き上がる欲求をを脳が

「悪いもの」と価値判断している証拠です。

食べることは「悪いこと」ではなくて、

時に願望の妨げになることはあっても、

生きる上で必要なことですよね。

いい悪い思考があると脳はストレスをを感じて、

リバウンドしやすくなります。

(※リバウンド=脳がイヤ!と爆発する状態)

欲求はコントロールしようとせず、

ただ「あるなぁ」とまずその存在を認め眺めます。

そして、

次に願望がかなったときの自分を想像し、

その時どんな気持ちになるか感じてみます。

そしてここからが大事です。

欲求をあきらめるのではなく、

10食べたい欲求があるとしたら

口にたくさん食べ物を入れるのとは別の方法で

欲を10満たそうとするのです。

つまり

欲の存在は否定せず

でも、願望の妨げになりそうな行為は、

別の方法に置き換えます。

常識で考えたら

「そんなことできるのか?」

という声が飛んできそうですね(笑)。

でもこれは意外とできます。

ヒントは冒頭の私がパンを食べたくなった理由にあります。

人間、空腹の時だけパンを

食べたくなるわけではないわけです。

満たしたいのは「空腹ではなく」あくまで「欲求」。

変な言い方をすれば、

食べなくても欲求だ満たされれば何でもいいので、

ひとくち食べたことを10倍喜べれば

いいということになります。

また、

空腹だから一気に食べたら、

食べ過ぎてキモチ悪くなりあとで後悔・・・、

なんて経験がある人もいるはずです。

要するに「~したい」の中身と

いまやっている方法を分解して

見直せばダイエット法など習わなくても、

できることが見えてくるはずです。

感がいい人は、

このヒントだけでたぶんいい方法が思い浮かぶと思います。

ダイエット講座のお客さんが減ったらどうしましょう(笑)。

お腹より感覚を満たす、これがポイントです。

頭で感覚を「考えても」おそらく

「難しい」といっておしまいでしょう。

感覚を「考える」のはやめましょうね!(笑)

感覚は感じるものであります。

【この言葉を自分に言ってみよう!】

「私が満たしたいもの(満たされていないもの)は何だろう?」

ダイエットも成否もとどのつまり

自分自身への傾聴力で決まります。

「自分に傾聴できる人は、他の人も傾聴できる。」

これが真理かなと思うからであります。

傾聴講師の私がダイエットをお伝えしているのは、

決して生活に困っているから・・・

というわけではないんですね(笑)。

・・・今日は長くなってしまいましたm(__)m

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