最近本を出版した知り合いの先生がいまして。
その人に会いに行くついでに、
買っておいた本にサインをもらうことにしました。
最近では私自身も本にサインを
書かせていただく機会がありますが、
やっぱり著者から直接メッセージをもらえるというのは
うれしいものですね。
その先生も名前とあわせて格言を一緒に書いてくれました。
そのとき気になったのが字を書くスピードです。
私よりもものすごくゆっくり字を書くんですね。
あまりのゆっくりさに驚きました。
・・・
実はその人から過去に何度か
手紙をもらったことがありまして。
そのたびに、
「この人字がきれいだなぁ」
と感心していたのです。
ゆっくり書く姿を見てだからきれいなのかもと
思ったのでありました。
後日、たまたま書類を書く機会がありました。
郵送する封筒に住所と名前書くのですが、
そのときその先生のことを思い出しまして。
もしやと思い私もゆっくり書いてみたのです。
そうしたら、
その知人ほど達筆ではないものの
汚いというほどでもない字が書けたのでした。
私は小学生の時から35年以上、
ずっと自分は字が汚くない人間だと思っていました。
でもそれは勘違いだったんですね。
私は
「字が汚い人」
ではなくてただ、
「字を急いで書く人」
だったのでした。
もしその知人が字を書く様子を見なければ、
死ぬまで自分に対して
字が汚いというレッテルを張って
生きていくところでしたので
感謝であります。
でも、
字以外にも自分に貼っているレッテルなんて
きっと他にもたくさんあるのでしょうね・・・。
【この言葉を自分に言ってみよう!】
「私は本当に『そういう人』なのだろうか?」
実は以前にも似た思い込みに気が付いたことがありました。
記憶力についてです。
いまでこそ偉そうに記憶術の講師をしていますが、
そもそも記憶術と出会ったのは、
産業カウンセラーの筆記試験に不合格だったのがきっかけでした。
記憶力が悪いと思ったので受講したわけです。
ところが、
やり方を知って2日練習したら
300個近い単語を覚えられる脳みそが
自分にもあることを知ることができました。
その日以来、私は自分のことを
頭が悪いとか記憶力が良くないと呼ぶのをやめました。
そして講師を目指したのでした。
いかがでしょうか?
あなたは自分の中にある勘違いのフタに
気づいたことはありますか?
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自分は記憶力が悪いのか?それとも
記憶するただ方法を知らないだけなのか?
知りたい方は4月2、3日の
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