まあいいかでも人生は前に進む

平日も休日も関係なく

ずっと動き続けていたら

だんだん疲れてきまして。

先日、なんとなく仕事が手に

つかなくなってしまった瞬間があったんですね。

そこで私がとった行動は・・・

「ビニール袋ををたたむ」

でした(笑)。

これがいま話題のビニール袋たたみ療法です!!!

と、いうのはウソで、

別にビニール袋でなくてもよかったのですが、

なんとなく時間を止める、といいますが、

その場にたたずむ時間が必要な気がしたわけです。

それで、

買い物のビニール袋が事務所に

たまっていたのを思い出して

たたみ始めたのでした。

まぁ、感覚的には習字をする前に、

すずりで炭をすり、

墨守を作るのに似ていますかね。

一種の精神集中効果があるかなと。

実際、一つの場所にたたずんで、

一見意味がなさそうな単純な作業に

意識を向け続けていると、

集中してくると同時に、

心の中にあったざわついた不安定感が、

なにか落ち着く感じがありました。

やってみてよかったです。

ところが、

自称、回遊魚の私ですから、

ずっととまっていると、

逆にだんだんと不安の虫が騒ぎ初め、

早く終わらせてしまおうと急ぎ初めて、

だんだんとビニール袋のたたみかたが

やけくそで適当になってきてしまいました(苦笑)。

小学校の時から先生に「岩松君は落ち着きがない」と

言われていることですが、

四十を越えても変わりませんね(笑)。

ひごろからどれだけ落ち着きがないか

思い知らされつつ少しペースはゆっくりに戻すものの

最後は丁寧にはたたまれていないそのビニール袋を見て、

「まあいいか」

と適当になってしまったわけであります。

・・・

よくまあいいかでは何事もダメではないか?

と思う人がいますが、

私は必ずしもそう思わないですね。

その時の行為は適当に見えても、

もっと大きな意味で自分に責任を持つためには、

まあいいかで済むことは世の中にたくさんあります。

だいたいビニール袋なんて

初めからたたむ必要はないわけで、

いっときの心の癒しのための道具だったわけですから。

ビニール袋だから許されるというわけでもなくて、

似た例かわかりませんが、

たとえば、

仕事を頑張りすぎるのは一見責任感が強いようでいて、

休まずには働き続けることはできないという、

人間の真実を無視し、

自分に無責任になってしまう。

そんな人もいますよね。

責任感と一言で言っても、

何に対する責任感化は重要ですね。

大げさな話をすれば、

外に対して責任感が強くても、

自分に対して無責任な人は、

本当に責任感が強いといえるのか???

なんて思わなくもないわけです。

自己犠牲と責任感は違いますよね。

・・・話を元に戻しますと、

自分の中にある心のエネルギーを上げるための

「まあいいか」は全然ありではないでしょうか。

大事なのはまあいいかという

表面的な言葉のいい悪いではなくて、

その言葉がどういう意味をもっているか?

かなと・・・。

その言葉の意味さえちゃんと

自分で分かっていれば、

人生「まあいいか」でも

結構、前に進むのではないでしょうか。

【この言葉を自分に言ってみよう!】

「まあいいか!」

自分に厳しい人は他の人にも厳しくなりがちですから、

他の人にやさしくなりたいなら、

まず自分にやさしい目を向けるのが大切ですね。

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