という人は多い。
7年間、ひきこもりの子をもつ、親の会の相談員をしてきて、
たくさんそういう人を見てきた。
たくさんそういう人を見てきた。
子供に限らず、誰かにきつく当たってしまう人の多くは、
これはいけないことだから
『言わないように我慢をしなくては』
と思う。
そして実は、
我慢をしようとすればするほどひどい結果を招くことになる。
いっときは我慢が出来る。
でも、一生我慢し続けられる人はいない。
あとで必ず爆発する。
すると人間の脳は、
「我慢が足りなかったんだ」
と思って、さらに強く我慢しようとする。
すると、当然あとになってさらにひどく爆発をする。
これをくり返しているうちに、今度は相手ではなく自分に対して
「わたしはダメだ」
と責め始める。
責める対象が、相手だけでなく、自分の加わって増える。
相手を傷つけながら、自分も傷つける。
・・・
「禁止」する対象を変えても結果は変わらない。
相手に対して禁止したことを、今度は自分にしてしまうだけ。
怒りへの処方箋は、
1.怒っている事を相手のせいにせず、自分の感情として受け止める。
2.「怒ることはダメだ」と思わない。怒りの感情の存在を眺めてじっと見る。
3.「プラスに考えよう」と思考だけ変えようとしても無駄。行動から変える。
4.「怒ってるんだなぁ」と言い、「怒ってもしゃあない」と自分に言って受け入れる。
自分の足りないことを受け入れられる人は、
他人の足りないことも受け入れやすくなる。
他人の足りないことも受け入れやすくなる。
怒りたくないなら、まず自分に怒らないことからはじめよう。
<おすすめの講座>
・自分の心の声を受け止めながら相手の心の声を受け止める
「傾聴1日講座」を8年間、毎月開催しています。
聴く人が楽になる聴き方
・ 傾聴1日講座(基礎) /毎月開催中
・ 傾聴1日講座(基礎) /毎月開催中
■脳と心を鍛える無料メール講座
・ 傾聴のつぼ入門編
・ 記憶のつぼ入門編
■岩松正史のアクティブ・ブレイン関係のセミナー
・ 初心者のための記憶術
・ アクティブ・ダイエット
・ アウトプット読書法
・ 夢実現講座
■著書「聴く力の強化書」 /自由国民社
■メルマガ「毎日2分!傾聴三昧」