集中力をつけるのに効果的な「型」づくり

毎朝、玄関掃除をしています。

掃除に限らず生活の中に「型」を持っていることは集中力をアップさせる効果があるのです。
私の場合、
まず目覚めた時にすでに昨日の仕事が気になっていたりして、すぐにスマホを立ち上げてメールを見たくなっている自分がいたりします。
そこで、優先順位が違うからちょっと待てよととどまって、型通りの玄関掃除をはじめるのです。
いつも通りの掃く順番、拭く順番の型に沿って片付けます。
型通りに進めることで心が整うのを感じます。
そして一通り掃除をやり終えた時には「日課だから当たり前」といわずに、「よし!今日もできたぞ!」とちゃんと声に出して喜ぶ。
声に出して喜ぶことで、整った心に一粒のエネルギーが宿るのを感じる。
やることをやってから、日々のやりたい事をはじめると気持ちが軽くて楽になる。
とても気分がよくスッキリした朝にすることが出来る。
逆にやることをやらないで思いついたやりたいことからバラバラはじめると、やらないといけないことが常に気になって集中できなくなる。
そしてここからが問題なのですが「やりたいこと」という言葉の響きは同じでも、その意味を本当に自分で分かってやっているか?
人間の脳は目の前にある情報に心をすぐ奪われるという性質がある。
たとえば冷蔵庫に「何か」をとりに行ったはずなのに、途中でほんの0.1秒別の事が頭の中をよぎっただけで、冷蔵庫にとりにいったはずの「何か」を忘れてしまう。
「思い浮かんだこと=やりたいこと」

と勘違いをすると、集中力がなくなり、日々の生活はいつも忙しく感じるクセがつく。
蛇足ですが記憶術の講座に来る方の多くは、記憶力ではなく集中力がないことがとても多い。
「やりたいこと」は、その瞬間に思い浮かんだことではなく、じっくり自分で考えて

「こういう状態になっていたら嬉しい」

というものを、やりたいことに定義するといい。

すると私にとってやりたいことは、スマホでメールチェックすることではなく、玄関掃除をすることだと明確にわかる。
掃除に限らず、生活の中で型を持つことは、集中力をつけるのにとても効果がある。

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