変わらないからこそ成長している

ふと昨年の今頃は、どんなことを考えていたんだろう?

と思いたち、去年のBLOGを見直していたら

「読書感想文の書き方を知っていますか?」

というタイトルの記事を見つけました。

そして、思いました。

「このテーマ、今の私にぴったりだな」

と。

まさにきのうの夜、仕事を終えて帰宅してみると、

12時前にもかかわらず小5の娘がまだ起きていまして。

帰宅するなり、私のところにやっていいました。

娘「お父さん明日いる?(家に)」

私「いないけど、どうして?」

娘「そろそろ読書感想文を書かないといけない」

・・・それで今日、

対象図書の中から読む本を決めて、

買ってくるよう6時間ちょと前に伝えたばかりです。

あたらめて去年のそのBLOGを読み返しながら

われながら感心(感動?)したのは、

「いま書いても、まったく同じ方法で書くなぁ。」

と思えたことです。

一年たっても変わらない・・・といいますか、

変えずにちゃんと必要を満たすことができるスキルを

身につけられていることが確認できてうれしかったですね。

1年前と変わっていないことを、私のように

「成長した」とみるか「成長していない」とみるか???

もしかしたら、意見が分かれるところかもしれません。

でも私は、

変わらずにすむからこそ、

「成長している」

と思うであります。

・・・

よく「成長は大切だ」という言葉をよく耳にします。

成長とは何か考えてみると、

多くの人は、何か新しいことができたり

わかったりすることを「成長」と呼びたいのではないでしょうか。

「できた!」と感動した瞬間があると、

成長したと感じがするというか・・・。

私が思う成長は、

新しいことに感動するのではなくて、

「持続していること」

です。

何か新しいことができたとき、

できた!わかった!すばらしい!

と思っても、

一年たって忘れていたり、

使いこなせていなければ、

それは成長していないのではないでしょうか。

そう思って私自身を見直してみると、

たとえば、

生活の中で、

「わが子の成長を感じる瞬間」

というのが多々あるわけですが、

それも、実は、

昨日と今日の違が見えると、

「この子も成長したなぁ」

思っているようでいますが、そうではなくて、

「変わった瞬間が見えた」

感動のそのもう一歩先にある、

「今後とも使える、あたり前にできることが増えた安心感」

への感動なのではないかと思えてきました。

「生活の中で持続してできることが増えていくことが成長であり、何かに気付いたり、感動する瞬間が成長ではない。」

先ほどの読書感想文のように、

1年・・・、3年・・・と

時間が過ぎてから過去を振り返ってみて、

変える必要がないからこそ、

成長「したな」と過去形で話せる気がします。

そう考えると、

「成長しよう」

とか

「成長しなければ」

という表現に、違和感を感じるのでありました。

・・・

いかがでしょう?

これをお読みいただいているあなたは

1年前と変わっていないからこそ

「自分は成長した」

と思えることはありますか?

【この言葉を自分に言ってみよう!】

「いま生きている人は、全員ぜったいに成長している!」

向上しよう、改善しようと

変化することばかりを成長と思っていると、

疲れてきて来はしないかと心配になります。

(人はそんなにいつも変わり続けられるので)

「変われない自分を受け入れ続けられること」。

それもまた成長なのかもしれません。

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※参照サイト:「読書感想文の書き方を知っていますか?」
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