一番のクライエント役は自分

いつもありがとうございます。

日焼けしすぎてゴーグルをしていた目の周りだけ
サルみたいに白くなって見える、岩松正史です。

カウンセラーの中には
クライエントが元気になると
以上に喜びすぎる人がいます。

あまりよくないことです。

なぜなら、

いいことがあって
喜びすぎるということは、

悪いことがあると
落ち込みすぎるのと
イコールだからです

・・・

私事ですが、
起業、独立してから
眠れなくなった時期がありました

講座の申し込みがピタッと止まり
売上がまったく立たなくなったのです。

前年の同じ月の4分の1位くらいしか
申し込みがない時期がありました。

売上が立つかどうかはお客さん次第。

「もう、このまま二度と売り上げが立たないのではないか・・・」

不安で不安で眠れなくなりました。

不安な日々は3か月ほど続きました。

でも、幸運にも半年持ったつと
売上は元に戻りむしろ前年より
1.5倍ほどに増えたのです。

今度は有頂天になって、

「このままでいけば大金持ちだ!」

と気持ちが大きくなって
財布のヒモが緩み、
無駄遣いをはじめました。

・・・

商売をしているのですから
売上が上がるのは嬉しいことです。

でも、

売り上げが上がる根拠の100%が
自分の実力だけでないのなら
喜ぶのはほどほどにしておかないと
またいつか足元をすくわれます。

不安も同じです。

現状がよくないとつい
一生このままだったら・・・
と不安になります。

でも、

不安に感じることの多くは、
1年後に同じ状態であることは
まずありません。

3ヶ月、6ヶ月という少し先の
スパンで考えていないと
苦しくなってしまいます。

喜びすぎも、落ち込みすぎも
どちらも自信のなさが
生み出す結果です。

いま目の前にある出来ること、
やらないといけないことが
出来ていないとか、

人生を他人に預けてしまっていると
不安になるんですね。

・・・

カウンセリングも同じです。

クライエントが元気になろうが、
元気がなくなろうが喜びすぎたり、
落ち込みすぎたりしないことです。

もともとカウンセラーには
クライエントを変える力は
「ない」と「信じていれば」いいのです。

結果はクライエントが自分で
作り出しているだけのものだから

喜びすぎることも、
落ち込みすぎることもありません。

自己肯定感が低いとつい
相手に喜んでもらうことで、
自分を認めてもらいたい気持ちが沸いてきます。

そこから、

自分が相手に影響を与えたいという
欲求が生まれてくるのです。

いいときも悪いときも、
喜びも落ち込みも
そこそこにしておかないと

カウンセラーを喜ばせるための
カウンセリングになってしまいます。

そうならないためにカウンセラーは
常日ごろから自分の起きる出来事に対しても

一喜一憂しすぎず、
自分の人生をありのままに
受け止めていくのがよい練習になります。

人を支えたいならまず自分から。

カウンセリングの一番いい
クライエント役は「自分」です。

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<<編集後記>>

きのうまで夏休みで小2の息子と
静岡県の浜松市に出かけていました。

2日で12時間ずっとプールにいまして。

息子は泳ぐだけでなく、
水の中にいることが大好きです。

普段あまり遊んで
あげられない物ですから、

息子から「もう満足したから帰る」
という引き出せて私も大満足でした。

今日から通常の仕事モード
・・・といっても、
山のようにたまったメールへの対応で
ほぼ1日かかそうです。

張り切って参りましょう。

今日もいい一日をお過ごしください!

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