出張帰りの新幹線の中で
スマホのバイブが鳴った。
小5の娘から、
「なんじに帰る?」
帰宅時間の確認メール。
「11時半くらいだけどどうしたの?」
と、返信をしたら
「見せたいものがある」。
そして、そのあとにもう一通
「ムフフ」
と、意味深な追加メッセージが届いた。
「楽しみだな~」
と、一応返信してみたが、
内心、なにか嫌な予感がした。
でも、それ以上考えないことにして
そのまま恐る恐る帰った。
・・・
家に着くと夜11時なのに娘がまだ起きていて、
珍しく玄関まで出迎えてくれた。
あまりに嬉しそうな娘の笑顔に、
よほど何かあるのだろうと、
今度はちょっとの期待も芽生えたが、
やはり先ほどからの嫌な予感もぬぐい切れなかった。
部屋で着替えているときも傍から離れない。
早く終えて一緒に来てと言わんばかりの様子。
こんなことはめったにない。
そしらぬふりをして着替えから
一緒にリビングに行った。
「すごいんだよ!」
と、いうので何かと思えば、
昨日買わされたwiiU(ゲーム機)の
(昨日の記事:https://goo.gl/1vTcHB)
電源をそそくさと入れ、
ゲームを始め一生懸命にその
「面白さ」の解説を始めた。
「・・・なんだ、そんなことか」
と安どと落胆をした。
でも、
自宅にいてこんなにもテンションが高い娘を
最近見たことがなかったことに気付いて、
ちょっと嬉しかった。
それと、
思う一つ思ったことがあった。
小5にもなると、もう結構
自立している子の話も聞く。
でも娘はこんな些細な嬉しいことがあったときに、
わたしに報告してくれた。
いや、報告してくれた事実そのものよりも、
「報告したい」と思ってくれた
その気持ちがとても嬉しかった。
わたしの存在を認めてくれている娘がいることに
気づいた瞬間、走馬灯のように
長女の娘が誕生して以来、子育てに格闘してきた、
10年間の思い出が頭の中を駆け巡った。
そして、
この子と10年、過ごしてこれた日々と、
娘、妻、そして自分に感謝した。
【この言葉を自分に言ってみよう!】
「親は子供の成長がうれしいだけでなく、子供の成長に関われた自分がうれしいのだ」
子育ては子供のためではなく、
自分のためなのだと思った。
・・・
明日からまた5歳の息子も加わって、
子育て戦争・・・というほどではないが、
「子育て運動会」の日々がまた始まる。
そうなればまた、この感動は薄れ、
子どもを愛していても、
日々穏やかに神様のようには過ごせないだろう。
だが、この目の前の子供の笑顔と、
「自分のための子育てだ」という自覚さえあれば、
うまくいかないことがあっても、
それはそのままでいいと思った。
子どもの笑顔の先にあるもの。
それは、親が自己承認されたことへの
満足感、幸福感なのですね。
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