小さなことにこだわろう

突然ですが、

「どんちゃん騒ぎ」という言葉を

最近、使いましたか???

あんまり使わない言葉ですよね。

なぜか理由はわからないのですが、

この死語のような言葉が急に頭をよぎりまして。

「なんでどんちゃん騒ぎっていうんだろう?」

と。

こまかい言葉が気になる性格です(笑)。

調べてみると、

「酒を飲みながら、バカ騒ぎすること」

と、そのままの意味が出てきました。

そこでふと思ったのが、

もしかして韓国語の

「ドンチャン(同窓=同級生)」

ご語源が同じなのではないか?と。

だって、

バカ騒ぎをするのは、

気が知れた仲間たちとですよね?

それは、

学校の同窓生なのではないか?

なんて思ったわけです。

そこで、

もう少し調べてみたのですけれども

残念ながら韓国語とのつながりは

見つけることはできませんでした。

かわりに見つかったのが、

歌舞伎との関係です。

歌舞伎などの合戦の場面で、

「どんどん、じゃんじゃん」

鳴らす太鼓や鉦のおとが語源となり、

どんちゃん騒ぎになったのだそうです。

歌舞伎をご覧になったことがある人であれば、

知っていることなのかもしれませんが、

なにぶんないものでして、

思いもよらない答えでした。

今回の私の見立ては、間違いでありました。

でも、しかし、こんな風に、

疑問をもって調べていることは

大切かなと日ごろから思っております。

疑問を持ってもいないのに、

ただ外から与えられた知識は

右から左に脳みそをすぐ

通過していってしまうわけですが、

疑問を持ってから得た知識は、

一瞬にして脳の肥やしとなり、

財産となってくれます。

・・・

では、疑問を持てるように

なるために大切なことは何かな?

なんてことを少々、考えてみますと、

「ちいさな疑問を持った時に、立ち止まる癖をつけること」

だと思うのです。

せっかく疑問に思っても

「大したことじゃないから、別にいいか」

と言ってしまえば、

大抵のことがにのも。

どうでもいいものばかりです。

別に人生の中でどんちゃん騒ぎの

意味を知らなくても困ることはありません。

でもそこで、ちょっと

気になっている自分に気付き、

待てよと立ち止まることを繰り返すことで、

それが習慣化され、

そこから得た結果も

身になるのではないでしょうか。

つまり人は気づいやすい人も

そうでないと思っている人も、

もともと

「疑問を持たない」「気づけない」のではなくて、

過去に、疑問や気になることがあった時に、

立ち止まることを教わってこなかったから

本当は気になっていたはずなのに、

気づけなくなってしまっただけではないでしょうか。

一旦気づけなくなってしまったことを、

また気づけるようになるというのは

心がけだけではできないでしょう。

また、時間もかかるかもしれませんが、

小さなことにこだわって、

立ち止まる練習をすることで

またできるようになるはずです。

それは、

「気になっている自分に気付く」

という、自分への傾聴をする練習であります。

【この言葉を自分に言ってみよう!】

「気づきたいなら、外に目を向けず、感じている自分に立ち止まろう」

<お知らせ>

会話というのは相手の話を

聴いているようでいて

実は自分が感じたことと、

相手が感じたことをやり取りする作業です。

自分の感情にとどまれるほど、

相手の感情も受け止めやするくなります。

そんな聴き方の練習を

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