違和感があるときは

最近、2つの違和感がありました。

一つは目は決算。

おかげさまで今年も
納税することが出来ました。

でも、とても安心できるレベル
ではないかなと思っていまして。

ところが、

決算書を作ってくださった
税理士事務所の方に
言わせると「好調ですね」ということで。

不調と言われたいわけでもありませんが、
私の感覚と違ったので、
ちょっとモヤモヤした次第です。

もう一つは、Webの広告。

ご存知の方もいると思いますが、
うちの傾聴講座のWeb広告(画像)
を見てご縁をいただいた方も多いと思います。

もうかれこれ5年ほど続けていますが、
いままでウナギのぼりだった、
広告を表示されるユーザーの数が、
最近、急に頭打ちになりまして。

「もしかして、うちのホームページに
 何か不具合があって、広告を
 止められてしまったのではないか???」

そう思い広告会社に電話してみました。

すると、担当者の方はいいました。

「いやむしろ好調です。
 ここまでずっと、下がることなく
 ユーザーが増え続けてきたケースは
 見たことがありません。」

こちらも、好調と言われてしまい
なんだかなと感じました。

・・・

人は自分の感覚を基準にしてしか
物事を判断することはできません。

私が感じた違和感は「本物」でです。

でも、
感じたことが本当だからといって、
本当に問題が起きているとも
限らないのです。

客観的に見た意見の方が
正しいということもあります。

自分のことほど、自分では
よくわからないとも言いますし。

その通りだと思います。

ただ自分はその世界を知らないから
不安になるだけで、
事実は、自分が思っているより
いいこともあります。

(もちろん悪いことも)

・・・

自分の感覚は大事です。

感じていることが「私自身」ですから。

でも、自分の感覚に
こだわるのがいいかどうかは
別のことです。

ときには、

違和感をそのものにとらわれすぎず、
客観的な意見の中に身を置いて
見ることも大切です。

これから現実が
本当にどうなのか見守る。

違和感をなくそうとするのではなく、
「違和感があっても元気に生きられる」
そんな自分でいいのではないでしょうか。

どんなに頑張っても、
世の中には解決できない
問題もたくさんあります。

抱えながら生きざるを得ない
問題がたくさんあるのです。

変えられない(変えにくい)
ものにこだわって疲弊するより、
違和感を抱えながら生きられれば、
それもまた一つの解決です。

「違和感があっても生きられる」
と思えると自己肯定感があがり、
気持ちが楽になります。

自分を大切にする=気持ちに流される

ではないですね。

さて、あなたにとって、
何をすること(しないこと)が
本当の意味で自分を大切にすることですか???

違和感があったら、
無視することも、なくそうともしないで
「そのまましばらく抱えて過ごしてみる」
のもお勧めです。

カウンセリングでいう
「抱える機能」というやつですね。

違和感はしばらく抱えたまま様子を見る。

よかったら、やってみてください。

さて、決算も広告も、
来年の今頃、その違和感がどうなっているか楽しみです。

違和感すら楽しめる人生・・・。
いいですね。

<お知らせ>

自分を大切にするとは何かを
考えることで、人の話を
大切に聴く方法が身につきます。

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