お尻が見えるとどうなるか


10年ほど前、ある経営者が集まる会合で
事務局をしていた時のこと。

会場で資料を机に
並べていたら、うしろから
お客さんに声をかけられました。

「お尻、見えているよ」。

最近、買ったばかりの、
夏物の薄手のスーツのズボン。

お尻のつなぎ目が裂けて
お尻が見えてしまって
いたのでした。

(もちろんパンツは履いてますが)

10年も絵のことですが、
いま思い出しても、
恥ずかしい想い出です。

・・・

話は変わりますが、
文書を書くとき、どこから
書き始めるでしょうか???

小説ではなくて、
情報とか意見を伝えるための
文章の場合です。

私は「お尻」から書き始めます。

つまり、一番最後の結論です。

(お尻だけに「ケツ」論という
 ギャグではありません)

お尻がちゃんと見えてからだと、
途中で使いたい例文や、
出だしの導入がよく見えてきます。

「こう書きたい!」
と。

もちろん、アイディアとしては、
導入部分が先に
思いつくこともあります。

入れたい例文から
思いつくこともあります。

でも、

まとめて一つの文章にするときには、
やはり、それらを念頭の起きつつも、
お尻を先に決めて書き出します。

すると、
早く書けるし、まとまりも
綺麗に書けることが多いです。

逆に言うと、
お尻が見えてない状態で
書き出した文章は支離滅裂になりがちです。

結論がわからない話は、
聞いていてイライラしてきませんか?

これも、お尻が見えないからです。

・・・

日々の生活も同じですね。

人生のお尻(目標)が見えている人は、
日々パワフルに過ごせます。

お尻が見えていないと、
どこに向かっていいのか?
いつまで続ければいいのか?
わからないから疲弊してしまいます。

今日というたった一日も、
お尻が見えていると、より充実して
中身を濃く過ごせますよね。

日々、やることを決める
ToDoリストを時々作ります。

これもも、やることを
決めているようでいて、
「これが全部終わったら、1日が終わるよ」
とお尻を見せてくれるツール
ではないでしょうか。

冒頭の話しのように、
ズボンが破けて、お尻が見えてしまうと
恥をかきます。

でも、人生のお尻は見放題ですね。

さて、これをお読み
いただいているあなたは、
今日一日のお尻が見えていますか?

もし、まだだったら
ちょっと手を止めて、
お尻をイメージして、
残りの1日を過ごしてみませんか?

そうすることで少し、
今日一日にの満足度が
あがるかもしれません。

よかったら、
やってみてください。

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