悪い行動をなおすには

調子がいいときはなんでもうまくいくものですが、

気分が乗らないときがあったり、

しばらく続いたりするものであります。

原因はいろいろあるでしょうが、

疲れていたり、心配事があったり・・・。

そんな風に、思った通りに行動できない。

生活の中で、そんなことはありますか?

私はよくあります。

メルマガ(BLOG)は毎朝書いていますが、

せっかく目覚まし時計を4時にかけても、

二度寝してしまったりして(笑)。

結局、家を出るギリギリの時間にしか

書き上げられないようなこともあります。

そんな風にうまくできないときは

何をしているのか思い返してみると、

大したことはしていませんね。

前述のように二度寝をしたり、

ネットニューさを見たり、

ポケモンGOを開いたり(笑)。

そういう行為そのものが絶対にいけない

というわけではありませんが、

どうせやらなければいけないことですから、

結果的にサボって(先延ばしして)、

慌ただしく朝を過ごすこともしたくありません。

そんな風に自分にとって

「悪い行動」

をしてしまったとき、あなたなら

どうしようと考えますか?

たとえば、

・子供をきつく叱ってしまう

・ダイエット中なのに予定外に食べてしまう

・部屋を片付けたかったはずなのに、時間が取れたらつい遊びに出かけてしまう

統計データを取ったわけではありませんが、

人と会話をしていて気づくのは、

悪い行動をしてしまう人たちに共通しているのは、

「悪い行動を、しないようにしよう」

と考えている人が多いようです。

(あなたはいかがでしょうか?)

その人たちは決まってこう言います。

・「子供をきつく叱らないように、努力します。」

・「余分なものは食べないように頑張ります。」

・「できるだけ、外に出かけないようにします。」

一見正しく見えるこの宣言は、

実は脳のレベルで見るとまったく効果的ではありません。

なぜなら脳は、

「悪いことをなおそう」と考えているときは

ポジティブな心のエネルギーがわいてこないからです。

やらなきゃいけないと分かっていても、

車で言えばガソリン切れの状態ですから、

なかなか動くことはできません。

そんな人(時)に悪い行動を

なおしていくのにいい方法があります。

それは、

「悪い行動をなおそうとしない」

ことです。

ダイエット中の人であれば、

「それでいいの?どんどん食べちゃうけど」

と言われそうですが(笑)、

「それでいい」のではなくて、

「それいい」のです。

どういうことかといいますと、

「悪いことをしないように」と考えているときよりも、

「いいことをしよう」としているときの方が

脳はポジティブに動きます。

エネルギー多高まります。

反省しても元気にはならないということですね。

「悪いことを直そうとする」のではなく、

「よい行動をしようとする」と

脳は動き出します。

また、

「悪いことを直そうと考える」ということは、

逆を言うと、いつも悪いことに縛られて

生きているのと同じです。

それではやる気などでなくて当然です。

悪いものを減らそうとする思考そのものが

脳にはひどくストレスとなります。

なので、何か行動を改めたければ、

いま気になっている悪い行動の方に

意識を向けるのではなく、

・よい行動をしやするくなるには何が必要か?

・よい行動をし(つづけ)たら、いったい、どんなよいことが自分にあるか?

自分がうれしくなり、喜ぶことを実現する方向に

意識を持っていくのが効果的です。

よく未来をイメージしようといいますよね。

でも、実はよいことをイメージしただけでは

改善できないことがよくあります。

数回はできるのですが、一週間もしたらまた

出来なくなってしまうのです。

いわゆる三日坊主の状態です。

それは何がマズいかといいますと、

未来のイメージは「未来」ですよね。

でも、人が生きているのは「いま」です。

だから、いくら未来が明るいはずでも、

今の現実の方がリアルですから、

どうしても今の欲求には勝てないわけです。

そんなとき、

明るい未来をイメージするとの同時に、

今やると効果的な方法があります。

それは、いま自分が願った行動がとれた時に、

「自分をその場でしっかりとほめる」

という行動です。

ダイエット中の人が予定通りにウォーキングに行けたら

「当然、やるできことをしただよね・・・」

といわずに、

「よっしゃーー!!!ちゃんとヤッタァぞぉ~!」

と口に出してしっかり褒めることです。

要するに、やるべきことができないという人は、

自分ができていないことに意識が向きやすいので、

せっかく出来ても「ほめる」という行動をとりません。

せっかくできたのにほめなければ、

脳はやはり喜びませんから、

心のエネルギーは枯渇してい行きます。

結果、やる気が盛り上がらないから挫折する。

こんなことがよく起きているのです。

まあ、もし

「褒められないほうが私は元気になれる!」

という人がいれば、それは例外かもしれませんが、

多くの人ははそうではないでしょう。

やはり褒められたらうれしいものです。

人から褒められなくても、

自分でほめる習慣がつくと、

心のエネルギーを高目ることがしやすくなります。

【この言葉を自分に言ってみよう!】

「出来ないことを責めるより、出来たことをほめるほうが脳は喜ぶ」

ガッカリしながら頑張ることほど、

非効率なことはありませんね。

人間は脳で生きていますから、

理屈ではよくわからないようなことでも

脳が反応しやすい原理にそって、

自分に関わってあげると、

自分の意思とは別の何かが動き出す。

そういう脳の死前半のをしうることもまた、

自分を知ることであります。

よかったらやってみてください。

・・・

今日は時間内にBLOG書き上げることができました。

「よくできた私!」(笑)

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