頑張るという小さい世界

なぜかこの2週間、2年前に発売した

著書が欠品するまでAmazonで売れ続けておりました。

今は在庫も戻ったと同時に、

たぶん一気にたくさん売れたからだと思うのですが、

再入荷後のAmazonの在庫数が

今までの倍くらい多くなっております。

偶然で2週間売れ続けるというのは考えにくいので、

きっとどこかで影響力のあるどなたかが、

なんらかの形でご紹介くださったものと推測しております。

この場を借りて、お礼申しあげます。

・・・

私は、自分で目標を立てて頑張るのは好きな方であります。

でも最近よく、

「頑張って成功する世界は、実は狭い世界なのではないか」

と思うようになりまして。

もしくは、

よい結果を出しているのは自分のおかげだ

と思うこと自体、ただの勘違いではないかと。

よい結果というのは、

確かに自分は何かをするのだけれども、

実は、見えないところで知らない誰かの心にその思いが響いて、

知らないところで、成果が上がっているだけなのではないか。

見えないところで誰かの願いが叶うと連鎖が起こる。

これが本当のお役立ちで、成功かなと。

「風が吹けば桶屋が儲かる」

ではありませんが、

行動するところまでは自分でできても、

結果を生み出しているのは、

私ではない誰かであり、その人たちのおかげでしかない。

過去と他人は変えられないので、

自分では手が届かない、知らない人たちが、

私の知らないところで、

その人自身の欲求を満たそうとした結果、

私の提供している成果物を使っていただけるほど、

物事はうまく進むのではないかと。

つまり、わたしは

誰かの欲求よおかげで、

生かされているだけなのではないか?

そして、

自分が頑張っただけでは手に入らないことや、

結果を意図的に作れないものほど、本当の価値がある。

そんな気がしています。

・・・

話は変わりますが、

一年前の今の時期、一般社団法人を勢いで立ち上げて、

いよいよ翌月(1月)から、活動を始める直前でした。

期待もありますが、本当に私が考えたことを

必要としてくれる人がいるのか?

まったく予想がつかず、不安でいっぱいでした。

あれから一年。

おかげさまで、事業としては

計画通りに過ごすことができました。

この一年で、私の思いに共感してくださり、

一緒に活動してくださる仲間が増えました。

「何をするのか?」

コンテンツは私が考えてしたことでありますが、

それが、

「誰の心に届くか?」

は、私が決められることではありません。

やはり、自分が頑張ったから成功しているのではなく、

受け止めてくれる人がいるから、

結果、うまくいっただけであります。

わたし自身の功績があるとすると、

できる限りよき思いをもとうと努力しながら、

それを行動に移せたところまで。

成功させてくれたのは、

自分以外の誰かのおかげです。

頑張った自分に満足するより、

その人の欲求の一部分として

取り入れてくれた他の人に感謝する。

見えない世界の存在に感謝できて初めて、

本当に成功したと言える、

そんなことを確信しつつある今日この頃であります。

・自分の力で生きている(能動的な自分)
・自分は何かによって生かされている(受動的な自分)
・生きようと思っても思わなくても結局自分は生きている(存在する自分)

これを読みいただいているあなたは、

どんな自分をより強く感じているでしょうか?

どれを強く感じるかは人それぞれですが、

すべての人にこの3つは必ず存在します。

【この言葉を自分に言ってみよう!】

「頑張れることは価値がある。でも頑張るだけでは生きられない」

自分自身と他の人、

両方に感謝できたら素晴らしいですね。

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