映画より面白いもの

ここ2、3年、映画館にくことは増えましたが、

まともに映画を見ることはあまりません。

なぜかというと、

映画館にくのはたいてい、5歳になった息子の希望で

ヒーロー戦隊か仮面ライダー見に行くだけだからです。

おかげで感動はしなくても、

ヒーローの名前にはずいぶんと詳しくなりました(笑)。

最後に自分が見たい映画を見に、

映画館に行った日を調べてみたら

2013年に有川浩さん原作の図書館戦争が

映画化されたときが最後だったので、

4年くらい行っていないことになります。

話は少しそれますが、

小説が好きで観にいったのですが、

小説の映画化というのは、

なかなか難しいですね・・・。

小説でイメージがばっちり出来上がった状態で

映画を見るとキャラクターやストーリー性、

そして映画全体から感じる雰囲気が、

自分の感じていたものと違うと

その違和感に慣れることにエネルギーを

ずいぶんと取られてしまい、

映画を楽しむというところまで

なかなか行けなかったのを覚えています。

名前を知っている作品だからこそ、

観に行こうと思ったわけですが、

ギャップに苦しむなら、逆に

知らない映画の方が純粋に楽しめるのかもしれません。

では、

知らないような映画の中から、

見たい映画を探せるかというと

それもなかなかないわけでして・・・。

結局、映画館から足が遠のいて

しまっているというのが現実です。

・・・

映画をあまり見に行かなくなったのには、

もう一つ理由があります。

その理由とは、

「映画よりも、面白いものがあるから」

です。

私にとって、映画よりも面白いもの。

それは何かといいますと

 ・
 ・
 ・

「現実」

であります。

現実の生活の中では、映画のような

特別な出来事はあまりありません。

でも、街を歩く人を見ているだけでも、

ドラマを感じ取ることはできます。

たとえば、

街ですれ違ったビジネスマンの

ワイシャツのシワ一つにも、

そこには1ミリのフィクションもない、

リアルな人生があらわれているわけです。

そう思うと、特別な刺激を映画や娯楽施設にもとめなくても、

人がいる場所にさえいれば、

そこはすべてディズニーランド

みたいなものであります(笑)。(<言い過ぎ?)

映画がキライなわけではないので、

いまだったら公開中のスターウォーズや、

まだ観ていない、君の名はは

機会があれば見てみたいとは思いますけれども

悩みや苦しみに接する機会も含めて、

映画館にいかずとも、日々の生活で

十分、素晴らしい体験はできると思うのであります。

新年を迎えて心機一転、

新しいことをに取り組もうと

されている方も多いと思います。

何かをきっかけにして、

生活の仕方を変える良さは、

私も感じることがたくさんあります。

でも同時に思うのは、

特別なこと、新しいことをあえて意識して

特別な変化を外に求めに行かなくても、

昨日と同じように展開される

いま目の前にある現実に楽しみも感じて、

満足して暮らせるのだととしたら

それはそれで、

幸せではないかと個人的には思うのですが、

いかがでしょうか?

【この言葉を自分に言ってみよう!】

「いま目の前にある、現実のドラマを楽しもう」

<お知らせ>

現実に満たされていない時ほど

意識は外に目が向きやすかったりしませんか?

幸せは「外側」からくるものではなくて

「内側」で感じるものであります。

それもまた、

「答えは自分の中にある」

ということなのかもしれません。

<お知らせ>

映画を

「見なければならぬ」

と義務感で見ればツラいだけですが、

「見たい」と思ってみれば

楽しいですよね。

人の話を聴くのも全く同じで、

「聴かなければならない」

と思うとつらい、

ただの修行ですが、

「聴きたい」と思って聴けば

興味深く聴けるわけです。

我慢の仕方ではなく、

興味の持ち方を学ぶ

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