「臨機応変」と「右往左往」の違い

毎朝ぞうきんで、

玄関、洗面所、トイレ掃除
をしていることについては
このBLOGでも何回か紹介しています。
その中で本当に、
自分には心のクセがあるな
と思い知らさせることがあります。
私の中の決まりとごとでは
「目が覚めたらすぐに掃除開始」
と決めてあるにもかかわらず、
目が覚めた途端、
その決めごとがどこかに
飛んでしまっていて、
真っ先にパソコンに向かおう
とする自分がいるのです。
そして
パソコンの電源を入れるか
入れないかのタイミングでいつも、
「あっ!ちがうちがう、掃除が先だ」
と思いだしてとどまり、
その場を離れます。
だいたいそれが起きる時というのは、
前の日から何か気になっていることがあり、
メールが届いていないか
気になったりしているのです。
それで無意識にパソコンに
向かってしまうのです。
私自身が決めた朝の法律(決めごと)を
平気で破ろうとする自分がいます。
その時その時の状況に
あわせて対応できる事を

「臨機応変」

といいますが、
果たしてこのような私の反応を
臨機応変と言えるのでしょうか。
そもそも、
なぜ早朝から掃除をしようと
決めたかという本来の目的を忘れ、
その時の気分に流されて
しまっているだけなのです。
臨機応変といより、
「右往左往」
そして、
この右往左往は、
早朝掃除に限らず気付かぬうちに
日常のあらゆる場面で
自然にしている反応なのだろうと思います。
右往左往しそうになる自分を見ながら、
心のクセというのは
なかなか気付きにくく
直しにくいものだなと思うのです。
でも、
毎朝掃除をすると決めているからこそ
その心のクセに気づくことが出来るのです。
簡単なことでいいから
毎日続ける決まりごとを
作っておくことは心のクセの理解に
とても役に立っています。
毎日の生活の中で、
生活の指針となる型を持っておくことは、
人生全体の目的を見失わない
ゆるぎない心を育てることに
役立ってくれるでしょう。
私も本来、
走りながら考えるのが好きで、
それはよいことと思っていますが、
目的を失って右往左往しているようでは
道に迷ってしまいます。
たかが掃除、されど掃除です。

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