手紙でもメールでも、
これをお読みくださっているあなた
「文通」をしたことはありますか?
あるいは、いままさに
文通をしているという人はいるでしょうか?
実は私、ずっと文通している方がいまして。
遠い国にいる、外国人のお友達
・・・ではなくて、
ダイエット講座を受講された
日本人の男性であります(笑)。
ダイエット講座では、3か月の期間中
毎日、参加者みんなで体重と
日々のとりくみの報告会をやります。
そこに参加してくれた、ある会社の社長さんから、
ダイエット講座が終わったあとも
モチベーション維持のために
今まで通り、報告をしたいと申し出がありまして。
素晴らし心意気と、快諾しました。
しかし内心では、
きっと数か月もすれば、だんだん
飽きてフェードアウトしていくのでは???
と疑っていたのですが・・・。
気がつけば、あれからはや3年。
いまだにほぼ毎日、報告を送ってくれています。
その方は、私より10歳くらい年上で、
全国を飛び回りながら、
研修などをされている方なのですが、
報告のたびに毎回、体重と一緒に、
「ハードな研修が連ちゃん頑張ります!」
とか、
ひとこと近況を、添えて送ってくれます。
きっと本人にとっては、
なにげない一言だと思うのですが、
たまたまその時に私自身の状態が、
似たように、ハードスケジュールの
真っ最中だったりすると、
その人生の先輩のちょっとした一言に
「先輩が頑張っているのだから、私も!」
と、励まされる。
そんなときがちょくちょくありまして。
まさか、私の状況を知って
書いてくれているわけでもないのですが、
たまたまタイミングが合った一言に、
救われる、ということがあります。
ダイエットの手助けをしているようでいて、
実は、私が支えてもらっている面もあるんですね。
だから、こちらからは
なかなかやめられない
というか、やめたくないのであります。
・・・
子どもと接していてもよく感じることですが、
こちらが親切をしてあげているようでいて、
実は子供から、多くのものをもらっている
と感じることが多々あります。
ときどき、
「こんなにしてあげているのに!」
と、誰かに怒っている人もいます。
でも、一方的にしてあげているつもりでいて、
何かもらっているものも、
あったりするんじゃないかと思ったりするわけです。
たとえば、文句を言いながらでも続けたいのは、
きっと、それをすることで、
「得られる何か」
あるいは、
「守れる何か」
があるからではないでしょうか。
もちろん、必ずしもいいものを
もらえるとは限りませんから、
「悪いものから身を守る」
ためなのかもしれませんが・・・。
どちらにしても、
いまの自分にとって、必要があるからしている
と思えれば、相手に対する見え方も
変わってくることもある気がします。
【この言葉を自分に言ってみよう!】
「人を支えているようでいて、自分が支えられていることもある」
講座が終了した日以来、その人生の先輩とは
3年間一度もお会いしていませんが、
私にとっては素晴らしい、心の友であります。
メールとはいえ、人と出会うことは
自分と出会うこと。
このBLOGも、ときどきあなたの心に
よきものがお届けできているなら幸いです。
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