人生に意味を見つけるには?

朝から、ドキドキしている。

このあと運命の瞬間が待っている。

娘の初登校、クラス決めの日だ。

娘の学校には毎年クラス替えがある。

でも、娘がドキドキするならわかるが、

なぜ私までドキドキするのか?

それは、クラス決めについて、

「あること」を期待しているから。

期待していること・・・。

それは、娘が「3組に」になること。

娘は、入学したときは1年3組だった。

そして、2年も、3年も、4年も、5年も・・・3組。

・・・と、いうことは、

今年も3組になれば、なんと

3クラス制なので、毎年確率は3分の1。

729分の1の難関を乗り越えて(3の6乗)、

6年間ずっと3組で、ビンゴを達成するわけだ。

大いに期待は高まる!

6年連続で3組だと何かいいことがあるのか?

ない。

ただ、個人的にそろってうれしいだけ。

そんなの意味ないし、と思うかもしれない。

でも、そういってしまったら、

世の中は意味がない物だらけだろうと反論したくなる。

例えば、

きのう、スケートの世界選手権で優勝した、

羽生結弦君が凱旋帰国した。

彼がやっていることは何か?

靴の底に鉄の板を付け、氷の上をすべる。

氷の上でクルクル回る。

飛び跳ねる。

4回転回ることに、何か意味があるのか???

そういってしまえば、すべて意味はない。

スケートは見るのもやるのも、退屈だ。

野球も、仕事も、勉強も、習い事も、

人生はほぼすべて退屈に「できる」。

でも、たとえそのもの自体に意味がなくても、

自分にとって意味があると思えば

ドキドキもするし感動もする。

感動すること自体が「意味」となる。

また感動とは、その行為や出来事

そのものが感動的なのではない。

出来事に対して、自分なりに

意味付けをするから感動するし、

意味付けができない人は冷める。

そして、

意味とは、考えることではなく、

「なんとなくいいなぁ」と感じることだ。

感じれば人はそれだけで満足し、

意味づけした人は、放っておいても自動的に行動をおこす。

だから私は、今日娘が学校から帰宅したら

「どうだった!???」

とすぐさま質問の行動を起こすだろう。

意味を「感じ」ようととせず、「考え」る人は

すぐ行動が止まる。

【この言葉を自分に言ってみよう!】

「人生の意味は、自分で作るもの」

本当に嫌なら、やらなければいい。

逃げてもいい。

でも、

「どうでもいいやとか」

「それやって意味あるの?」

程度のことなら、逆にやってみればいい。

やる時のポイントが一つだけある。

「やったら何か向こうから意味が、やって来てくれるかも」

などと安易に期待しないこと。

意味は向こうからは、やってこない。

いまやっていることの中に意味をつけるのは自分。

そう決心してはじめて、

自分の中から湧き出てくる。

「それって、演技で嘘っぽくない?」

と思うだろうか。

大丈夫。

もともともいまのあなた自身が、

物事に興味を持たないように演技し続けているうちに、

いまの自分だけが、本当の自分だと、

思い込んでいるだけの存在なのだから。

本当の自分は、今ここにあるだけでなく、

何か新しいものを生み出すこともできる。

・・・

さて、午前中に娘は帰宅します。

帰ってくるまでドキドキしながら待ちましょうか。

<お知らせ>

話を聴くとは、事実を聴くことではありません。

事実について、その人がどのような

意味を持っているのかを聴くことです。

それが、理解するということです。

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