「難しい」は人生を閉じる

ある建物にある待合室にいたら、

近くで電話をしている女性がいた。

「いま、いろいろ難しいから・・・」

「この時期にたままだ難しいと思うよ・・・」

「やるには。難しいから・・・」

「きっと、難しいんだと思うよ。」

たった10秒で、4回も「難しい」を連呼してた。

これだけ連呼する人も珍しいと思いながら、

「そんなに難しい、難しい言ってると、もっと難しくなっちゃうよ」

と心の中で叫んだ。

・・・

「難しい」と言う言葉は、話をまとめのに

とても便利な言葉。

でも、言えば言うほど出来ないことが増えていく

コワイ言葉でもある。

難しいと言っているときの脳は、

すでにあきらめている。

1ミリたりともやろうとする意欲がない。

難しく感じる心は否定されるべきものではない。

そう言いたくなる心情も理解できる。

でも、難しいでおわりにすると

本当は1つくらいは出来ることがあるはずなのに、

それまでも、出来ないことになってしまう。

取り組めるはずのことまで、

やらなくなってしまう。

「難しい」が口癖になっている人の

一つの傾向は、行動が鈍くなる。

行動が鈍くなれば、よい結果はでない。

よい結果が出ないからまた、難しいと言い始める・・・。

悪循環のスパイラルにハマる。

そんな悪循環にハマっている自分の姿に気付いて、

また「抜け出すのは難しい」という。

・・・

プラスの発想を持つ必要などない

出来ないことは、やはりできないのだから。

でも、本当はできることがあるのに、

難しいということで、それを見えなくしてしまう。

フタをしてしまうのはもったいない。

「出来ることを探すための口癖」

を身に着けよう。

どんな口癖か?

「語尾を出来る言葉に変える」

という口癖。

難しいと感じた時に、

「出来ることを考えてみます。」

「ここはできます。」

「出来ることから始めてみます。」

「とりあえず取り掛かってみます。」

出来ることがないのに、出来るような

虚勢を張りましょうということではない。

出来ることがあるのに、

全部できないと言い張るのをやめようという提案。

「難しい」と言った瞬間に、

すべてが終わってしまう。

プラスの言葉は、なにも相手にプラスの

印象を与えることが一番の目的ではない。

自分自身に、本当はあるプラスのものを

再認識させることが最も重要な目的。

マイナスの言葉を使い続けることは、

自分を実物以上にマイナスの存在として

しつけることになってしまう。

【この言葉を自分に言ってみよう!】

「自分を日々、マイナスにしつけすぎていませんか?」

考え方を変えようとせず、

言葉づかいから変えよう。

自分を変えるために、

自己啓発セミナーに行く必要はありません。

(趣味で行くのは勝手ですが)

そんな時間があるなら、今日一日、

プラスの言葉で終わらせるという

行動さえしていれば、

見える世界が変わってきます。

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