私自身は人と自分を比べる、ネガティブ思考の持ち主だけれど、
あえて時々、似たような仕事をしている人たちが集まる
懇親会などに参加するようにしている。
そういう場所に行くと私以外の人はみんな
私よりも高いお給料を稼いでいるように見えてしまう。
私は高いお給料が欲しいと思っている人間だから
そういう人たちを見ると、
一瞬、劣等感のようなものを感じる。
でも、あえて行くようにしている。
なぜか?
自分よりも二歩か三歩くらい、進んでいるように
見える人たちといると、
あまり自分とはかけ離れていないようにも思うから
近い将来のなりたい現実的な目標として見ることができる。
頑張ろうという欲求が湧いてくる。
自分よりうまくいっているように
見える人たちの言葉の端々から
なぜその他その人たちがうまくいってるのか、
伺い知ることができることも多い。
その言動を真似して、取り入れてみることで
新しい自分作りに役立つ。
・・・
そして、ときどき、
二歩三歩先を行っているように
見える人だけでなく、とてつもなく
かけ離れた大きな存在に会いに行くこともする。
その時もまた、足りていない自分を
十分に感じることができるが、
あまりにもかけ離れているように見える人は、
まるで宇宙人に出会ったかのような衝撃的な感動を覚える。
(そして少しの恐怖も)
「こんなすごい人が本当にいるんだ」
と目の当たりにすると、
自分がそれになれるかどうかは別として
自分の今までの価値観に、大いに疑問を
投げかけるきっかけになってくれる。
そしてなにより、
すごすぎると思う人に会うと、
いいい意味であきらめがつく。
追いつけない焦りよりも、
自分の中のちっぽけなプライドに
こだわっている場合ではないという焦りが出てきて
そこからまた自分の行動を変えたくなる。
・・・
二歩三歩先に行く人に出会うのも、
すごすぎる人に会うのも、得るものもあるが、
それなりにエネルギーの消耗もする。
でも、
ひとりで悶々と考えることにエネルギーを使うより
いっときエネルギー消費量が多くても、
自分と違う人たちに会うのは学びが多い。
大きすぎるけれど素直で謙虚な自分づくりに役立つ目標と、
頑張れば届きそうな二歩三歩先の現実的な目標。
両方あるときっと人は、自分の中の
何かを変えたくなるにちがいない。
【この言葉を自分に言ってみよう!】
「安全だと思っているいまこの場所が、実は1番危険なのかもしれない」
一方踏み出すために勇気は必要ありません。
必要なのは劣等感を抱えながら生きたいか?
劣等感と良い関係を作りたいか?
自分に対して問いをするだけ。
問いに対する答えが明確になりさえすれば
あとは勝手に動きだしたくなる。
必要なのは劣等感に向かい向き合う勇気ではなく
すでに劣等感に向き合っている現実を認めること。
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