いつもありがとうございます。
飛行機の座席指定はいつも
向にかって左側の窓際ばかり。
パーソナルスペースを大切にする、岩松正史です。
何かのきっかけで、長年の習慣が
大きく変わったという経験はありますか?
そのきっかけは、いったい何だったでしょう?
先日出張で福岡に飛行機でいったときのこと。
今年最後の出張・・・というか、
福岡に行きたくて、
急きょスケジュール調整をして
入れた出張だったので(笑)、
ゆっくり帰ろうと思い、
いつもなら、講座が終了した
その日に帰るところを、
帰宅を翌日の午後の便にして
一泊多くして帰った。
・・・
翌日は朝から動き
温泉や博多ラーメンを堪能。
満喫してから空港に向かった。
でもまだ飛行機の時間まで2時間近くあった。
いつもなら講座を終えて疲れて帰るのに、
2時間も待っていたらたまらない。
でもその日は、急いで帰る理由がない。
もっと遅くてもいいくらい。
パソコンをしたり、お茶をしたり
のんびりと過ごしていた。
・・・
しばらくして、搭乗する
飛行機のアナウンスが流れた。
そして、搭乗開始時間を告げる
アナウンスの最後についていた
おまけのアナウンスに耳を奪われた。
「当機は満席となっており、座席調整にご協力いただき次の便に変更していただけるお客様を5名ほど募集しております。ご協力いただいた際には、7500マイルまたは現金で1万円を差し上げます・・・」。
1万円???
そういえば、いままでも同じアナウンスを
聞いたことはあったけれど、
いつも夜遅く、疲れているし、
終電を気にしながら急いで帰りたいから
気にもとめていなかった。
でも、今日は違う。
急いでないし、遅れてもいい。
「これはGO!だな」
自分の中の遊び心が叫んだ。
・・・
まだ午後2時。
親切で譲ろうというのではない、
遊び心と、お金への欲求(笑)。
でも、それが誰かのためになるなら、
なおいいではないか。
余裕がないと譲れないけれど、
余裕があれば・・・
あるいは、動機が不純なら
喜んで譲れる譲れる自分を確認し、
「人間なんて、そんなものだ」
と心の中でつぶやきつつ、
受付カウンターに行って、
仮の登録を済ませた。
希望者がいなければ、
そのまま、譲らずに
搭乗してくださいと言われた。
・・・
もし席を譲るのに「当たれ」ば、
空港から向かう先が変わる。
当たらなければ、自宅直帰。
当たれば、洋服やさん(笑)。
最終確定するといわれた、30分の時間、
コーヒーショップで待機しながら
ドキドキ、ワクワクしていた。
空港でこんな気持ちで
いられるのは初めての体験。
それだけで、十分エントリーしたかいがあった。
搭乗時間の15分前に、
「当選結果」がアナウンスされた。
・・・結果は、
登録した全員「落選」(笑)。
座席は足りていて、
誰1人、譲ることはできなかった。
せっかく譲ろうと思ったのに譲れない残念。
1万円を得出来なかったのも残念。
そしてなにより、
ブログのネタとして。オチがない残念(笑)。
・・・
でも、おかげで今回一つ思ったことがある。
それは、
「その場を楽しめるかどうかは、ほとんど自分次第」
ということ。
私にとって、いままで空港という場所は、
待ち時間に居場所に困るし、
遅れては大変な場所だから
いつも無駄なくピッタリの時間に
到着することばかり考えていたし、
緊張するだけの場所だった。
これからは、少し余裕を持って行動すれば、
いろいろな楽しみ方ができると分かった。
(空港ラウンジをタダで使う方法も見つけたし)
次回から早めの飛行機に予約して、
できれば行きも帰りも、席を譲るのを
チャレンジしてみようと思う。
【この言葉を自分に言ってみよう!】
「場を楽む余裕をもとう」
いかがでしょうか?
これをお読みいただいているあなたは、
何かのきっかけで、長年の習慣が
大きく変わったことはありますか?
そのきっかけはなんだったでしょうか?
<お知らせ>
まじめすぎる人よりは、
遊び心が少しあったほうが、
人の話も余裕を持って聴けますね。
余裕をもって、話を聴きたい人のための
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