やる気表明という名の拒否

いつもありがとうございます。

ジェットコースターは左右の揺れより、上下の変化が苦手。

人生乱高下に対処が苦手でも、

右往左往はまあまあ得意な、岩松正史です。

やる気がないなら、その正直な気持ちを認めてあげれば、いいのではないだろうか???

やる気があるフリをする必要など、どこにもない。

・・・

きのうから2日間、今年最後の

記憶術を開催しています。

「記憶力をあげる」

というのは、

誰もが願うことかなと思うのですが、

実際に講座に来るには、

けっこう高いハードルがあるのではないでしょうか。

なぜなら、

「コンプレックスに触れられていまう可能性があるから」

・・・

記憶術に限らず、ダイエットの講座も、

傾聴の講座も、

「行きたいんですけど」

といいながら、来ない人がいます。

もちろんその中には、

本当に行きたいけれど、

何かの事情で来れないという人もいます。

そういう人たちがやっと来れて、

「3年前から講座の存在は知っていて、やっと来れました!」

なんて言われると、

こちらもものすごくうれしくなります。

一方で、何回お会いしても、

「行きたいんですけど・・・」

といいながら、来ない人もいます。

社交辞令でいうのも自由だし、

来ないのも自由なんだけれども、

「なんで、そういう言い方をするのかな?」

ともったいなく感じるときもあります。

結局その人は、

「やる気を表明しているようで、心の中は拒否している」

のでしょう。

本当に来たい人は、

もっと具体的に話をしてきます。

「つぎは何月何日にやりますか?」

「申し込む方法はどこでわかりますか?」

と。

そして、本当やりたい人なら、その場で申し込む。

そういう人もたくさんいます。

でも、心の中で拒否している人は、

なんとなく「行きたい表明」だけして、

それ以上多くは語りません。

・・・

なにごとも

「なぜ今すぐ動かないのか?」

自問してみるといいと思います。

その時に、

具体的な理由があればいいでしょう。

「●月●日まで他の用事があるので、●月●日以降ならOK」。

「お金●円用意でるまではいきません」。

でももし、

次のように具体的には状態なら、

やはり心が拒否しているだけでしょう。

「いまより自信がついたら行きます・・・」

「何となく忙しいので、それが落ち着いたら・・・」

一生懸命ポジティブのように

見せかけようとしている努力は買うのだけれど、

私には「やりたくありません」にしか聞こえない。

やりたくないのがいけないのではない。

「やりたくない気持ちから目を背ける」

のはおすすめできません。

なぜなら、

「自分が傷つくから」。

「やり切る自信がないからやりましぇ~ん!」

「面倒くさいから、やりましぇ~ん!」

でいいんじゃないでしょうか。

ネガティブな自分の感情から目をそらし、

ポジティブなふりをすることこそ、

真のネガティブではないでしょうか。

本当の自分の心から目をそらしながら、

自信がつくわけはありません。

本当に前向きになりたいなら、

まず、前向きなフリをするのをやめる。

自信をもって、後ろ向きな気持ちを認めましょう。

【この言葉を自分に言ってみよう!】

「後ろ向きな自分をちゃんと認めることこそ、前向き」

<お知らせ>

自分の前向きな面も、後ろ向きな面も

両方受け入れられる人は、

他の人と話していても、

前向きな話だけでなく、

後ろ向きな話も聞けるようになります。

自分にできることが他人にもできる。

この当たり前の基本原則に沿って、

楽に人の話を聴けるようになる方法に興味がある方は

傾聴1日講座にお越しください。

たった1日でも、じゅうぶん話の聞こえ方が変わります。
 ↓
http://bit.ly/2qvtDuo

 

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