いつもありがとうございます。
健康診断ではいつも少し背伸びをして
170センチの大台をギリギリクリアさせています。
人生も少し背伸びしがちな、岩松正史です。
朝起きて、寝室から
リビングに行ったら
小6の娘が、ソファーの上でまた寝ていた。
「また」・・・。
いつもな怒るところだが、
そのときは、なぜか
「冬休みくらいいいか・・・」
と思った。
ソファーに横たわる、その
大きな物体を眺めながら思った。
バスケットボールくらいの、
小ささだった娘が、140センチを越え
動かせないくらい、大きくなっている。
「よくここまで、成長した」。
成長してきた娘の姿と、
成長「させてきた」自分の歴史が
いとおしく思えた。
・・・
普段はどうか?
ソファーで娘が寝ていたら、
間違いなく「怒る」。
いつまでも自由気ままに
しすぎる娘が許せない。
でも今は、許すどころか、
愛おしくさを感じている。
この何が違いは、いったい
どこからくるのだろう???
よくよく考えてみたら、
・・・違いはなかった。
愛おしさと、怒りの源泉は
まったく、同じだった。
両者に共通する「根っこ」は
私の中にある「不安」だった。
・・・
「子供をちゃんと大人になるまで育てられるか?」
私はいつも不安だ。
来年の今日も、無事に
親の役割を果たせるだろか?
そう、先のことを考えると、
不安になり、すぐに怒る。
つまり、私にとって
不安な未来を考えることは、
「怒り」を呼ぶ。
でも、その不安が一年無事に過ぎて
「過去」のものになると、
今度は不安は「自信」にかわる。
自信があるときは、怒らない。
不安が自信に変わると、それは
「愛おしさ」に変わってしまう。
整理すると、
未来対する不安は「怒り」になり、
過去に対する不安は「自信」になり、
自分や他の人に対する
愛おしさ(愛)になっている。
不安があるから怒り、
不安があったから
自信を持つことが出来た。
愛と怒りの源泉は両方とも
「不安」だった。
【この言葉を自分に言ってみよう!】
「不安がないと愛することもできない」
ソファーの上に横たわる
大きく育った140センチの物体を眺めなていたら
いませっかく愛おしさを感じたばかりなのに、
来年まで、この大きな物体の幸せを
守れているだろうかと、
また不安が襲ってきた。
でもきっと、またこれから一年
その不安を抱えながら過ごせば、
1年後、新しい自信に
変わってくれるに違いない。
そうすればきっと、
また今日と同じように、
娘をいとおしく思うことが出来るだろう。
そして、
自分のことも、よく頑張ったと
愛おしく思るに違いない。
・・・
1年後、ソファーに横たわる
約145cmになった物体を見て、
きっとまた腹を立てている
自分がいることを想像すると、
楽しみになってきた。
<お知らせ>
コミュニケーションとは、
自分と相手との間でやり取りをすること。
つまり、
自分が何を伝えたいか
わかっていないと
相手にちゃんと
わかってもらうこともできません。
自分をよく知っているから、
相手の子ともよくわかる。
そして、
お互い分かりあうことが出来る。
そんな相互理解の深め方を
まずは短時間で学びたいという方には
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