いつもありがとうございます。
今年は義理チョコを、たくさんいただきました。
ブラックサンダー義理チョコでも自慢したい、岩松正史です。
最近妙に、人と人つなぐ機会が増えた。
知り合い紹介することもあるし、
昨年始めたお話し傾聴サービスのように
自分でつなぐ仕組みを作ることもある。
そして、
この「つなぐ」という作業こそ、
私が、人生で最も「苦手」としていることでした。
それが少しできるようになっている自分が
少しうれしい。
・・・
「13年傾聴を教えています」
などと、偉そうにいうけれど、
いったいいままでに、
どれだけたくさんの人の
お世話になってきただろうか???
迷惑をかけてきたのだろう???
思い出すと息苦しくなるほど、
心が痛む。
新人のペーペーだった私を
講師として企業に紹介くださった結果、
期待に応えられるパフォーマンスに
まったく届かず、
信用を落としてしまった方もいる。
あるときは、
一緒にやろうとお誘いいただいた
仕事はうまくいったけれど、
その後、私のミスがあり、
何年もその方が受注し続けてきた仕事を
失ってしまった方もいる。
人の生活費に穴をあけたのに、
その穴埋めすらできずじまいだったりする。
そして、
その時は猛省するけれど、
ちょっと時間がたつと、
またケロリとして
お世話になったり、迷惑になった方々への
感謝が出来なくっている。
そんな底意地の悪い自分を、
ときどき、呪うときが今でもある。
なおしたくても、なかなか自分はなおらない。
どうしたものだろうか?
・・・
そんな私でも、一つだけ
心がけていることがある。
それは
「恩は他人に返す」
こと。
(自分勝手な理屈かも知れないけれど)
なぜ、人生の先輩たちは、
とるに足らない私などを
支援してくれただろうか?と考える。
すると、少なくとも
自分に見返りが欲しいからではない
ことが容易に想像できる。
人間だれしも、私利私欲が
ないなんてことはあり得ない。
でも、有名人でもない私を支援するのに、
見返りなど期待しても、
回収できる見込みはないほぼない。
見返りではない「何か」があって、
支援してくれたと信じることにしている。
だから、都合よく考えて、
本当の恩返しとは、
人生の先輩であるご本人たちにするのではなく、
いま、私を必要としてくれている人にするのが
本当の恩返しだと思うことにしている。
・・・
人生の先輩たちには、
まるで、水槽の中にいる生まれたばかりの
小さな熱帯魚が、成長して大きくなる様子を
目を細めてみるように、
楽しんでさえもらえれば、
それだけでいいだろうと。
きっとそれが本望に違いないと、
思うことにしている。
・過去にたくさんご馳走になったので、いま出来る範囲で人にはご馳走したいと思う。
・私のために、時間も、労力も、人脈も削ってもらったから、出来る限り、私が得しない相手でも本当に必要としてくれれば、それらの資源を使いたいと思う。
その行為は、
人を支援しているようでいて、
同時に、過去誰かに恩を返すどころではなかった
何もできなかった自分の心の痛みを
懐かしみ、愛しなおす作業になっている気がする。
・何でもしてあげることはできない
・自分を削ってまでしようともしない
・助けてくれたご本人は、なかなか直接恩返しをしない
そんな「3ないづくし」の私でも
いままで関わってくださった人たちと、
これから関わってくれる人たちが
「アイツに関わってよかった」
と、思ってもらえるよう、
これからも変わらず、
してもらった恩は、ご本人に返すのではなく、
いま近くにいる人か、
これから出会う誰かに返していきたいと思う。
【この言葉を自分に言ってみよう!】
「してもらった恩は、次の世代に返す」
これを書きながら
まだまだ不安定な自分をもっと成長させて
もっとたくさんの人に、
恩返しできるよう頑張ろうと思った。
私は、自分の力でも生きているけれど、
誰かのおかげによって、
生きてこられただけの存在でもあるのだから。
いかがでしょうか?
これをお読みいただいているあなたは、
どれだけたくさんの他人に
恩を返していますか???
よかったらこれからも一緒に、
他人への恩返しをしていきませんか?
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