いつもありがとうございます。
今朝、娘の小学校生活6年間、最後のお弁当を作りました。
「お弁当を作るのは、お父さんが当たり前」
という意思を娘に持ってもらえたのが、岩松正史です。
自宅から2駅離れたところに、
大きな駅がある。
たいてい用事は、
都内に行ったときに済ませてしまうから、
普段はあまり行かない駅。
でも、
たまの気分転換として、
久しぶりにその大きな駅(街)に行ってみた。
ときどき来ると、店も変わっている。
そういう変化を見つけるのが楽しい。
・・・
駅前にある、大型家電専門店を
しばらく物色したあと
同じ建物の7階にある
専門店街に足を運んでみた。
なぜか?
専門店街は、店の入れ替わりが激しいから、
新しい店が出来ていないか見たかった。
行ってみたら、案の定
だいぶ入れ替わっていた。
・・・
新しくできた店の中に、
私が愛用している靴メーカーの店が出来ていた。
その日丁度、同じ東京店で買った
そこの靴を履いていた。
思わず店に入った。
すると、
長身の男性店員さんが
すかさず近づいてきた。
そしてこう言った
「当店の靴をお履きいただきありがとうございます。」
(靴屋の店員は、よく客の靴を見ているものだな・・・)
少し感心したが、
その男性店員さんが発した、
つぎの一言葉を聞いて、ちょっと驚いた。
男性店員がいった言葉とは・・・
「2E(サイズ)の新商品が4月に発売になります。」
そう言って、カタログを見せてくれた。
でも私の頭の中は
カタログのことよりも
「初めてこの店に来たのに、なぜ私の足のサイズが2Eとわかったのだろう???」
という疑問のほうでいっぱいだった。
少し話をして、そのまま店をあとにした。
そのあと自宅への帰路も、
ずっとそのことばかり考えていた。
考えて、考えて、考えて・・・
ふと思い立ち
いま私が履いている
靴をネットで調べてみた。
そこでようやく、
なぜあの男性店員が、
私の足のサイズを知ることが
できたのかがわかった。
男性店員が足のサイズを当てられた理由・・・。
それは、あまりにも簡単だった。
なぜなら、
私が履いているその靴は、
2Eサイズしか発売されてなった。
・・・
あまりにも簡単すぎる答えに、
少しガッカリした。
でも、
そういう当たり前のことを、
さらっとできる接客というのは、
素晴らしいように思えた。
当たり前のことを言われただけなのに、
あの男性店員に対する、
私の中の好感度は、すでに上がっていた。
・・・
客商売をしているとつい
「顧客の心理をワシづかみにする方法!!!!」
みたいな、
特別な方法に目が生きがちになる。
でも、本当にお客さんに
来てもらい続けるのに必要なのは
「当たり前のことを、当たり前に出来ること」
なのではないかと思えた。
そして、
日ごろ、それがちゃんと
できていない自分を少し反省した。
【この言葉を自分に言ってみよう!】
「当たり前のことを、当たり前にやることから始める」
私の意識はすでに、
靴を買い直す時には、あの店に
行くしかないと思っている。
どんなテクニックを駆使しても、
結局信用されるのは、人柄ですね。
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