いつもありがとうございます。
水曜がゴミの日なのをしょっちゅう忘れて、
部屋がAmazonからの段ボールだらけの岩松正史です。
突然ですが、
日常的によく使う
「しょっちゅう」
という漢字を書けますか???
「ちゅう」は「中」という
漢字を書くような気がして、
その前に「しょっ」という漢字が
つくような気がする・・・。
それが私の感覚だったのですが、
肝心の「しょっ」が出てきません(汗)。
あなたは、いかがですか?
そこで調べてみました。
すると・・・
「しょっちゅう」の漢字なかに、
「中」という漢字はありませんでした(苦笑)。
それどころか、
「しょっちゅう」
という漢字自体がありませんでした(汗)。
「しょっちゅう」使う言葉ですし、
なんとなく意味も分かっている
つもりでしたけれど・・・、
わたしは「しょっちゅう」について
何も知らなかったと、分かりました。
「使えること」と「知っていること」は、
別のことなんですね。
・・・
話は変わりますが、
テレビのリモコンのボタンを押せば
見たい番組を選んでみることはできます。
でも、
自分が見たいテレビ番組を
見る方法を知っていても、
それは、
テレビ自体を本当に知っている
ことではありません。
なぜ、テレビはボタンを押すと、
画面に見たい番組が
映ってくれるのか???
なんとなく、
電波が来ていることまではわかるのだけれど、
実際の仕組みまでは
よくわかりませんよね。
「テレビが使える」ことと
「テレビを知っている」ことは
まったく別のことです。
・・・
「しょっちゅう」も「テレビ」も
普通に生活するだけなら、
「使える」だけで十分です。
でも、
より深く知っていないと
お手あげになるケースもあります。
たとえば
極端ですけれども、試験問題で
「ショッチュウの言葉の語源を答えなさい」
と訊かれることもないとは限らないし
「しょちゅう」には常用漢字はないですが、
語源となったと思われる「初中後」
(と、書いてしょっちゅうと読むらしい)
があったりします。
それを問われたり。
使えるだけではダメで、
深く知っていないと
解決できません。
テレビも、
何ごともなくいつものように
動いていてくれれば、
使えるだけでいいですけれど
映らなくなったり、
故障してしまったどうしましょう。
リモコンの使い方だけ知っているだけでは
どうしようもなくなってしまいます。
もちろん、
テレビは自分で修理をするわけではないけれど
壊れて使えないテレビに向かって
ひたすらリモコンのボタンを
続けていても仕方がありません。
操作の問題なのか?
ソフトの問題か?ハードの問題か?
少なくとも、
「壊れている」という判断をするためには
使い方以上のことについて
いくらかでもテレビを
知っている必要があります。
IT音痴と言われる人たちは、
多少操作は出来ても、
想定外のことが少しでも起きると、
すぐお手上げになってしまいます。
・・・
つまり何ごとも、
問題がないときは、
ただ使い方を知っていれば
いいだけなんだけれども、
それでは、
何か起きた時に、
何もできなくなってしまうということです。
これは
傾聴をはじめ、
コミュニケーションスキルも同じことが言えます。
・話を聴くときは、余計なことは言わず、ただひたすら、うなずきだけで聴いていればいいよ。
・会話の中から、相手の言葉をくり返せば、勝手に自分で自分の答えに気付くよ。
言われたとおりにやることは簡単です。
それでうまくいっているうちは、
何も考える必要もありません。
でも、
トラブルが起きた時どうしましょうか?
たとえば、
ただ、うなずきて聴いていたら
「なんか、ちゃんと聞いてくれている気がしない・・・」
と言われてしまった。
たくさん言葉をくり返したら
「気持ち悪い!イライラする!」
と不快感を表せれてしまった。
とか。
「どう聴くか」だけでなく、
「聴くとはないか?」
をわかっていないと
何かが狂った瞬間に、
一瞬ですべてがおしまいに
なってしまうかもしれません。
傾聴で言うなら
「うなずき、あいづちの意味は何か?」
「くり返す意味は何か?」
「受容とは何か?」
「共感とは何か?」
「一致とは何か?」
さらに
「寄りそうとは何か?」
「支えるとは何か?」
「気持ちを理解するとは何か?」
みんなに共通する答えはなくても
何かあった時に
「自分が困らないくらい」
は知っていた方が楽ですよね。
いかがでしょうか?
これをお読みいただいているあなたは、
使い方は知っているけれど、
そのもの自体についてはよく知らなかった
と思うものはありますか?
【この言葉を自分に言ってみよう!】
「うまくいく方法より、うまくいかなかった時どうするか知っていることの方が大事」
人間関係は故障してしまうと、
修理に出すわけにはいきませんので。
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