小さくてもあったほうがいい

6歳の息子が小学生になったのを機に
学童に行くので、見守り携帯を持たせた。

ゲーム機の操作を覚えるのも早いけれど、
携帯の文字の入力を覚えるも早い。

頭が柔らかくて、適応力が高いのに感心する。

記憶法の講師をしている私から見ると息子も娘も、
頭は悪くないのが手に取るようにわかる。

あとはやる気さえあれば、彼らは
人並みかそれ以上にいい人生が送れそうで楽しみにしている。
(それが最大の難関だけれど(笑))

・・・それはともかく。

携帯の文字入力を早々に覚えた
息子には、ただ一つ弱点があった。

小さい「つ」・・・つまり「っ」の
変換がどうしてもできない。

あきらめた息子はいつも
「つ」抜きでメールを送ってくる。

・「なんじにかえてくるの?」
・「とらんぼりんどこやたの?」
・「わかたよ」
・「ぎゅうにゅうにほんかといてね」

一時期言われていた、中国の方が
日本語を話す物まねにあるような感じ(笑)、
見ていて思わず笑ってしまう。

・・・

「小さいもの」というのは、なくても用は足せるけれど、
あったほうがよりスムーズにことが進んだりする。

子供の頃、プラモデルを作り終わると、
なぜかよく部品が何個か余ってしまうことがあった、

用は足りているけれど、未完成品。

どうせなら、小さな部分もちゃんとあった方が、
変なモヤモヤがなくて、気分がいいでしょう。

言葉の取り扱いも同じ。

「少し苦労したよ」と「すごい苦労した」は、
「要するに苦労した」といえばその通り。

でも同じ苦労でも苦労の量も質も違う。

言葉じりの小さな部分もちゃんと聴きとらないと、
本当に伝えたい意味や気持ちはわからない。

大枠でちゃんと理解できているなら、
つぎは細かい部分もちゃんと取り扱ってみるのがいいでしょう、

言いたいことは伝わりましたか?

「わかたか!?」(笑)。

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