欲しい欲しいは底なし(1)

「欲しい、欲しいは底なしです」

10年前、傾聴の師匠から言われて、
ゾッとしたので、覚えている言葉です。

当時、月4日傾聴の訓練を受けていました。

その中で、

「本当に聴ける人とは、自分が聴けない時にちゃんと自分を大事に、断れる人です」

と言われたのが印象的で、逆にホッとしました。

断る順番は、

・まず自分に誠実に
・次に相手に伝わるように

わざわざ相手から反感を買ったり、
相手を傷つけるような言い方をすれば、
トラブルにもなるし、最終的に自分が傷つくことになるので、
相手への伝え方は大事です。

でも、一番大切にすべき存在は自分。

自分を大切にできない人は、
本当の意味で他の人を大切にすることはできません。

欲しい欲しいは底なしだから
いくら与えても愛を、もっともっとと言い出します。

だから、相手から認めてもらおうとしすぎると、
自分を犠牲にしなてはいけなくなってしまい、
自分がなくなってしまいます。

してあげたい気持ちが強い人ほど、自分をなくしやすいのです。

それは、愛ではないですね。

だから、

断りにくいけれど、本当に誰かのためを思うなら、
自分をまずと守れる人でないと、本当に人のためはできません。

「欲しい、欲しいは底なしです」

あれから10年たっても
骨の髄まで染みわたっているありがたい言葉であります。

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