自分を否定していては、他の人の心に寄りそうことも難しい

※過去にいただいた傾聴1日講座の感想文からご紹介しています。

?歳 女性


「傾聴する人」の立場、意味などについて考えてみることができよかったです。自分で自分を否定していては、他の人の心に寄りそうことも難しいということだと思います。自己を肯定できることが他者のどん底をそのまま受け入れられることにつながるのでしょうか。人の会話に「感情」がいっぱいつまっていることを知りました。どのように感じているのかに敏感になれたらと思います。普段の会話でもそれは大切なことだと思いました。相手の問題を解決しようというのではなく、解決できないことを受け止める。心のバケツの水位を下げるということが印象的でした。

岩松からのコメント:
「自分を否定していては、他の人の心に寄りそうことも難しい」、その通りだと思います。親切心というのは他の人に対して向けられる感情ですが、そこに向かう源は自分の心の中で何かをしてあげたいと思うわけです。何かをしてあげて、相手が喜んでくれたら嬉しいと思うのは人であれば当然です。でも、してあげるという行為をあげっぱなしに出来ればよいのですが、時として相手から期待する反応が返ってこなかったりすると、「なんで???してあげたのに」と不満や責める感情が出てきてしまう事があります。これはそもそも、相手のためにしてあげたのではなく、自分の中の何かを穴埋めしたくてしていたからです。ですから、傾聴したいと思う人には、誰かに寄りそってあげるより先に、自分が自分に寄りそっていてあげることをオススメしています。すると、自然な形で無理なく相手のためにしてあげられるようになります。

傾聴1日講座について

自分の心の声を聴き、人の心を聴く
・ 傾聴1日講座(基礎) /毎月開催中

脳と心を鍛える無料メール講座
・ 傾聴のつぼ入門編
・ 記憶のつぼ入門編

岩松正史のアクティブ・ブレイン関係のセミナー

・ 初心者のための記憶術
・ アクティブ・ダイエット
・ アウトプット読書法
・ 夢実現講座著書「聴く力の強化書」 /自由国民社聴き手育成プログラム(企業向け)メルマガ「毎日2分!傾聴三昧」

PAGE TOP