4月に小学校に入った息子を
寝かしつけるとき、いつもやる
「儀式」があります。
布団に寝そべりながら、
寝るときに、
(テーマ1)
・「今日うれしかったこと、楽しかったこと」
(テーマ2)
・「今日イヤだったこと」
を1つずつ訊いていきます。
なぜ、そんなことをするかという
・
・
・
個人的な趣味ではあります(笑)。
でも理由があるとするならば
こんな意味があります。
【テーマ1】
嬉しさや楽しさは、何か特別な出来事があったときだけでなく、
何気ない日々の生活の中からも自分で見つけ出せるということを知ってもらう。
【テーマ2】
あえて聞かれなければ自分からは言い出さない、ストレスを緩和する。
いまでは中学1年になった娘が小さいころから、
この儀式は続いています。
儀式のポイントは、「ない」と言われたら、
一応「なんかあるでしょ、探して」といいますが、
ちゃんと答えられないことがあってもOKでとめることです。
無理やり言わせようとするのではなく、
あくまで気軽に話すのがポイントです。
答えそのものより、
「親が聴こうとする習慣があること」
が伝わっていることが大切かなと思います。
また、小さな子どもはまだ情緒が発達していないため
気持ちを訊き出そうとしてもうまく答えられません。
(小1の息子もまだ微妙です)
いろいろ試している中で以下の3つくらいが
息子には通じやすいようです。
・うれしかったこと
・楽しかったこと
・いやだったこと
うれしいと楽しいの違いは分かるようですが、
「悲しかったこと」「腹が立ったこと」などは
よく通じていないようです。
こんなことをしながら子どものころから、
情緒がわかる子になってくれたら
うれしいかなと思ってやっています。
ちなみに、私は、子どもに質問をしながら、
自分自身もうれしかったこと、楽しかったこと、
いやだったことなどを話すようにしています。
子どもは親の姿を見て育ちます。
自分の一日の総括としてもおすすめです。
寝る前の一日の儀式よかったらやってみてください。
■傾聴の参考になる動画
心理学的な傾聴の説明をゆっくり学べます
→ 諸富祥彦の傾聴のねっこ(動画)