幸せになる必要はあるか?

土曜日の日中、オフィス街にある
いつも隠れ家的に使っている、
カフェに向き合った。

久しぶりだった。

ところが行ってみると
内心心配していた通り、
ついに音をあげてしまっていた。

お気に入りのカフェは、
土曜日の営業をやめていた。

電源もあり、広くて静か。

申し分ない隠れ家を一つ失った。

仕方ないので、同じビルに入っている
スタバに向かった。

スタバがあるのは前から知っている。

でも、スタバのコーヒーの平均的な苦さは
たいてい私の口に合わない。

なのでコーヒー好きだけれど、
人生の中で自ら進んで
スタバに入ることはない。

もし座席ありのセブンイレブンと
並んであったら、迷わずセブンに入る。

ところが、ここには
セブンもファミマもない。

ついてみると案の定スタバもガラガラ。

始めて個々のスタバに入るが、
ぱっと見電源席があるのが見えたので、
迷わず入ることにした。

口に合うかどうかドキドキしながら
本日のホットコーヒーを頼んだら、
どうにか飲める味でホッとした。

(ホッとコーヒーだけに!(笑))

・・・それはともかく。

座ってしばらくすると、
少しだけ離れたところに、
30代前後とおぼしき女性二人組が入ってきた。

そして、注文の品をもって
着席するやいなやそこにはいない
「誰か」の話を始めた。

女性Aは何かにひがんでいるらしい。

女性A「結婚してない分、私の方がワンランク下だから
・・・(中略)・・・幸せになる必要なくない?」

「幸せになる必要はないのではないか?」

この問いは、なかなか面白い発想だと思った。

でも、残念なことに世の中には、
「幸せにならないことを目指す生き方はないんだなぁ。」
と心の中でつぶやいた。

なぜなら、
幸せは必要でなるのではなくて、

「幸せな状態が幸せだから」

ちょっと、これだけでは
意味が分からないかもしれないので、
補足しようと思う。

「幸せではない人生でよい」ということは、
「不幸な人生でよい」と同じ意味だとする。

でも、

「不幸がいい人生」というのがもしあるとしたら、

「不幸でいることが、その人にとって一番幸せ」

ということになってしまうのではないだろうか?

つまり、不幸のままでいいと思えば、
それがその人の幸せだろうと(笑)。

なので、

人は必要があろうがなかろうが、
幸せでなくていいと思おうが、思わなかろうが、
結局いつも幸せを追い求める
生き方しかできないのです。

女性Aさんは今後、
「幸せを求めない幸せ」と「幸せを求める幸せ」
どちらを目指すのでしょう???

願わくは後者であることを願うばかりです。

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