きのうは1日家をあけて
留守にする奥さんに
昼食を作ってもらおうとして
墓穴を掘ったご主人の話でした。
(http://bit.ly/2BhNQeB)
べつの時にいらした参加者の女性は
こんな経験談を教えくれました。
ある日、風邪をひいてだるくて
布団の中で休んでいたそうです。
週末だったので中高生の
子供たちも家にいたのだとか。
そして、ご主人も・・・。
自室の布団で寝ていると
扉をノックする音がして、
ご主人が入ってきました。
そして、奥さんにいました。
「子供たちとお昼ご飯は、作って食べたから安心して」。
そう伝えて、部屋を出て行きました。
自分しかいなくなった
自室の布団の中で、
ご主人のその態度に
イラっとしたそうです。
「なんでわざわざ私に、報告だけしに来たんだろう???」
「私のご飯はないの?自分で作れってこと???」
風邪で休んでいる奥さんに
本当に気を使うなら、
奥さんのご飯のことも
考えてあげるべきでしたね。
奥さんがいいました。
「まるで、お母さんに褒められたい子供みたい」
と。
それを聴いてなるほどと思った次第です。
多かれ少なかれ、
「人への配慮」というのは
潜在意識の中では、
自分が認められたい欲求の
裏返しなのかもしれません。
気を使っているようでいて実は
「自分が気を遣って欲しい」
という、そんな投影の心理が
交じっているのかもしれません。
人の為を考えているときは、
自分のことを考えているとき・・・。
もしそうだとすると、
人への気づかいも
「すべては自分のため」
と思ってやるくらいが
ちょうど良さそうです。
優しいご主人ですが、
ちょっと残念でしたね。
<お知らせ>
人の為と思いすぎず、
自分のためと思いながら聴ける方法
傾聴を学びたい方は、
1月の傾聴1日講座にお越しください。
全部で4回あるので、
日程が合わせやすいと思います。
↓
http://bit.ly/2qvtDuo
■傾聴の参考になる動画
心理学的な傾聴の説明をゆっくり学べます
→ 諸富祥彦の傾聴のねっこ(動画)