馴染みのない音がいい

以前のBLOG書いたように、
私の人生初の夢は電車の運転手が最初の夢でした。

見ていても乗っていても好きだったのは
「ガタンゴトン」という電車が走るときのリズミカルな音です。

ところで最近、電車のガタンゴトン
という音、聴いたことありますか?

ときどき小さく音が鳴ることありますが、
ほとんどきかなくなったと思いませんか?

じつは十数年前から急速に、音がなくなってきたのです。

レールの長さは基本25m。

あのガタンゴトンという音は、つなぎ目の上を
車輪が通った時になるものですね。

趣味で聴いている分には定期的な
ガタンゴトンという音は心地よくても
沿線の家にとっては騒音問題にもなります。

そこで「ロングレール化」が進んだのです。

素人考えで「つなぎ目をなくせばいい」と単純に思い立ちますが、
大昔テレビでそのことについて専門家へのインタビューを見たのですが、
なかなか簡単にはできないものだったようです。

レールは鉄でできていて、鉄は暑くなると伸びます。

真夏に線路がゆがむということで、
長いレールは無理というのが定説でした。

ところが実験を重ねた結果
「暑さでレールが伸びる長さはレールの長さに正比例しない」
ことがわかったのだそうで。

またレールのつなぎ目を斜めにカットすることで、
伸縮に対応できる技術も開発されました。

それでロングレール化が進み、
つなぎ目がどんどんなくなってきたのであります。

今では最初から200mの長いレールを作ったり、
レールを溶接してつなぎ目をなくしているそうです。

なので、いまでは駅のホームの
複雑な分岐部分など除いて、基本的にはあの
ガタンゴトンというリズミカルな音を
長時間聞くことはありません。

・・・と線路談義が長くなりましたが(笑)。

実は東京都内で最近、あのガタンゴトンを
しばらく聴く体験が出来まして。

大崎駅からりんかい線に乗り出発すると、
いきなりだんだん地下に向かって入っていきます。

その次の駅までの途中、しばらくの間、
あの小気味よいガタンゴトンの音が
鳴り続けていたのです。

今では普段聴くことがない音なので
気付きましたし、懐かしかったですね。

そう・・・普段聴き慣れていたら、
べつに気にもならなかったでしょう。

馴染みがない音だからこそ気になったし、
気がついたわけです。

人の話を聴くというのも同じなんですよね。

人の話を聴いている最中、
自分にもなじみ深いよく知っている話だと、
分かりやすくて聴きやすい分、
意外とちゃんと聴いてないわけです。

頭の中でイメージが浮かびやすい分、
自分の経験と照らしながら聞いていて、
相手が本当に言わんとすることとは違うところに
スポットライトが当たってしまったり。

馴染みがない(薄い)話の方が、驚きもあるし、
気づきや学びもあるし、
注意深く聴けたりするのであります。

毎日味噌汁を飲んでいると
喜びも感動もありませんが、
長期の海外旅行から帰ってきたときに飲む味噌汁は、
最高にうまいと感じるのと同じであります!(?)。

そして「えっ!」と思ったことは、
脳にもしっかり記憶されやすくなります。

同じ、あたりまえ、普通、知ってる・・・。

と思えば思うほど、感動もなければ
相手に対する本質的な理解もすすまないというわけです。

いかがでしょうか?

これをおよみいただいているあなたは
最近「えっ!」と思った音や話はありますか?

理屈の理解は心に残りません。

でも人がわかって欲しいのは心です。

もし人の話を覚えられないなら、
聴きながら考えすぎていないか?感動しているか?
見直してみてはいかがでしょうか?

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