時間調整中だったので、
ふと目の前にあった量販店に入ってみた。
ぶらぶら店内をウィンドショッピングしていると、
旅行かばん売り場にある
キャリーバッグが目に留まった。
サイズといい、価格といい。
なかなか使い勝手がよさそうなものだった。
気に入る(なる)とすぐ調べたくなる性分。
いまここで買うわけではないので、
とりあえず写真だけ撮って、
その場をあとにした。
用事をすませて帰りしな、
電車の中で先ほど写真にとっておいた
キャリーバッグの写真を見ながら
Amazonで検索してみた。
すると一発で出てきた。
(Amazonすごい!)
Amazonの方が少し安い。
買うか検討し始めようとしたその瞬間、
ある問題に気がついた。
出てきたAmazonの商品画面に、
ある文字が書かれていた。
そこに書いてあった文字とは
・
・
・
・
・
「あなたはこの商品を、2017/10/30に購入しました」
私が今買おうかと思ったその素敵なキャリーバッグは、
1年前にすでに自分が買ってまさにいま使ってる
キャリーバッグのそものだった(汗)。
・・・
考えるのは大事、気づきも大事。
でも人間が自分で気付ける
顕在意識は5%くらいしかないと
心理学者のフロイトは言った。
でもこの科学的根拠なく、
感覚的に語られた5%という数字は、
最新の科学ではほぼ間違いだと
わかっているらしい。
顕在維意識は1%に到底及ばない
0.00…1%というのが最近の
科学の常識だと聞いて驚いたことがある。
人が自分で意識できる範囲は
1%よりはるかに小さいというのです。
頭で考えても、気づきや発見があっても
しょせんそれは1%未満の狭すぎる
顕在意識の中の世界の話。
人は意識化できない
残りの99.99…%の潜在意識(無意識)に
支配されて生きている。
自分が思いついた、
発見した、
気付いたと勝手に思っていることも、
潜在意識にとっては、すでに分かりきっていること。
当たり前のことを引っ張り出して
繋ぎ合わせているだけなのかもしれない。
私はいいキャリーバッグを発見したと思った。
でもの嗜好(思考)傾向は、
潜在意識に支配されていて決まっているから、
また同じものが目に留まってしまったのでしょう。
と、なると、よく言われる
「答えは自分の中にある」という話は
決して神話ではなく当然の事実ということにる。
自分の家にある宝を、わざわざわ
他人に探しに来てもらう必要はないのでしょう。
事実、私が買おうとしたキャリーバッグは、
確かに私の部屋にうり二つのものがありました(汗)
答えは確かに自分の中にある。
人生は全て相似形、フラクタル。
灯台下暗し。
私は答えを知っている。
でも、答えを知っていても、
それを思い通りに使いこなせるかどうかは別。
そこをうまくつなぎ合わせいてく役割が
カウンセリングということなのでしょうね。
「答えを外から与えよう」なんてことは、
人間の本質を無視した、大それた勘違いなのかもしれない。
自分に気付くと、無駄づかいをしなくてすむし!(笑)
答えなどない外の世界に答えを探しに行って、
人生の無駄づかいをしないよう気をつけたいものです。
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