「頑張るのはよくない」、ときどき、そういわれます。
それはたぶん、頑張っている自分に酔ってしまい、よい結果を得るために、本当に効果的であるかどうかが見失われてしまうから、ではないでしょうか。
BLOGやメルマガで誤字が相変わらず多い私です。
理由は簡単で、そもそも見直しに、さほど時間をかけていないからです。
人にお見せするものなので丁寧に、見直せればなおよいのでしょう。
でも毎日書く習慣がなかった私が、毎日書こうと決めたとき決意したことがあります。
それは、とにかく毎日書く!が目標。
そのためには、
「継続の障害になりそうなことには目をつぶる」
という自分との約束です。
いままでそうだったように、
正しく書けないことを気にして書かない人生よりも、
正しくなくても書き続ける人生を選ぶことにしました。
ケチをつければきりがない私です。
でも目標を達成するためには、細かいことを気にしていると、挫折しやすい性質です。
なので、至らない自分を許そうと。
そう決めて毎日書き始めたのが、4年ほど前のことです。
誤字を気にして毎日書けなくなるよりは、マシだと思っています。
でも最近、頑張らず、イヤにならない程度に、できる改善は多少はしようと思いまして。
BLOGをアップする前にできる、とても簡単な、そして効果的な方法をワンステップ足すようにしています。
その方法とは・・・。
「Word(文書作成ソフト)にいったん貼り付ける」
ことです。
Wordには、さほど厳密ではありませんが、誤字や表現の揺れをみつけて、教えてくれる機能があります。
Wordに張り付けた文章にそのようなおかしな表現があったときに、ある程度赤いアンダーラインがついて教えてくれるのです。
たとえば
「私はは、安室奈美恵が大好きですです。」
と書いてあると「はは」と「です」に赤いアンダーラインがつきます。
赤いアンダーラインがついているところは、必ず間違えているので、このワンストップを足すとしないのに比べて、必ず文章の制度が増します。
修正があってもものの30秒で作業は終わりますし、誤字を見つける手間のかからないので、やっただけ得です。
一人で頑張って誤字を探そうとすれば大変ですが、機械に頼れば簡単で正確。
もしそれでも無理にでも自分で頑張ってやろうとすれば、きっと書き続けることができなくなることを思えば、頑張らないことこそが最高の選択肢であります。
人は、うまくいかない時ほど、自分にも他人にも「頑張る」ことを求めがちです。
でもそれは本当は、成功への近道ではなく挫折への近道ではないでしょうか。
世の中、頑張るとうまくいくことがあるのと同じくらい、頑張ったから挫折することもあります。
だから頑張ることはいいことでも、悪いことでもないわけです。
自分が頑張りたいときは頑張ればいいでしょう。
でもそれは人に言われてやることではありません。
頑張れないリスクがありそうなことに取り組むときは、むしろ頑張るのをやめて、
別の手段に頼る方が、楽に正確により良い結果がでる。
そんなこともたくさんあります。
・頑張れなさそうなことはやらない
・頑張らないでもトータルで成果が出るような別のものに頼る
この考え方が大切ではないでしょうか。
例えば、仕事を人に任せるよりは、自分でやってしまった方が早いと思うことがありますね。
するとつい、一人で頑張ってしまったりします。
でも、それをくり返していても一生楽にならないわけです。
今すぐ任せられなくても意識はいつでも自分ではやらないで済まそうと考えていることが大切です。
私の周りにいるビジネスが上手にいっている人はみんな共通して、「いかに楽をするか」を考えている人たちです。
楽というのは手を抜くという意味ではなくて、「無駄な働き方はしない」という意味です。
ときに「頑張る」には「無駄でも頑張る」という意味が含まれたりします。
でも無駄に頑張ってもトータルで誰も得しないわけです。
「無駄なら喜んで頑張らない」
これがススメです。
あなた1人で頑張ろうとして、挫折した経験はありますか?
あるいはそうなりそうな自分に気づき、視点を変えて頑張らないようにした方が上手くいった、そんな体験はありますか?
・・・
さて、今日もこの文章をWordに貼り付けましょう!(笑)
(結果、5か所間違いを直せました!)
<お知らせ>
間違いを指摘するのではなく、
間違いも受容する聴き方、
傾聴1日講座は、次回10月11日飯田橋
10月20日大阪で開催です。
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■傾聴の参考になる動画
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→ 諸富祥彦の傾聴のねっこ(動画)