イメージは間違いと思うことにする

最近、「変り者」「変人」という言葉が、ほめ言葉にしか聞こえない、岩松正史です。

秋が一番繁忙期。

今週は、一週間で大阪や名古屋を3往復します。

(あすから名古屋です)

そんな中、先日、神戸で歯科医院を経営する知人の職場に、日帰りで傾聴研修に行ってきました。

今年に入ってからは、自主開催の講座では、最近、医師、看護師などの専門職増えています。

これも時代の変化ですね。

コンビニより多いと言われる歯科医院業界にも、傾聴の輪が広がることを期待しています。

今回、歯科医院に行くにあたり、私が仕事以外で楽しみにしていたのが
「歯を削る機械に触れること」
であります。

ネット情報によると、正式名称を「タービン」というそうです。

「キュイーン」というあの削る音、みなさん好きですか?(笑)

以前、このBLOGでも書いたかもしれませんが、実は私ここ15年ほど、虫歯を削るとき、麻酔をしたことがありません

その知人の歯医者さんにそのことを告げても、

「それは結構変わり者」と言われます(笑)

(最近、変り者、変人という言葉がほめ言葉に聴こえます)

(本題とそれますが)理由は、過去に親不知を4本抜いているのですが、その際麻酔でとてもイヤな経験をしたから、以来、麻酔はしなくなりました。

なので、あの歯を削るキュイーンという音を聞くと、自分が削られる痛みに耐えられるか?どうか?の真剣勝負の画面を思い出します

・・・それはともかく。

行く前から、タービンに触らせて欲しいと頼んでいまして(笑)。

今回、研修終了後に、あの歯を削る機械(タービン)をちょっと持たせてもらいました。
(持ってスイッチ入れるくらいなら、特に資格は必要ないそうです)

すると、生まれてから45年間、気付かなかったある事実を知って驚いたのです。

その事実とは!?・・・

キュイーン!というあの音は歯を削る音ではなかったのです!

(知ってましたか!?)

虫歯治療に損でいる最中の、私の頭の中のイメージでは、キュイーン!という甲高い音は、歯や銀歯との摩擦で起きているものだと勝手に思っていました。

あるいは、ドリルが回るときの音かと。

ところが先にドリルがついていないカラのタービンイッチにスイッチを入れても、あの独特のキュイーン音が流れます。

つまりキュイーン!音は、ただタービンを回すモーターが回っているだけの音だったのです。

尖ったドリルの先っぽがなくても、キュイーン音はなるし、歯を削ってなくても鳴る。

キュイーン音を聞くとドリルで歯が削られていると思っていたのは、勝手な私の妄想でありました。

45年たって初めて事実を知り、感動を覚えた次第です。

世の中こんな感じで、勘違いだらけなのでしょうね。

人と会話するときも「自分に見えているイメージはきっと間違っている」と、疑って聴くぐらいがちょうどよさそうです。

今回、音の発見はありましたが、できれば生まれ変わったら次の職業は歯医者さんになって、あのタービンをつかっていろいろ削ってみたいですね(笑)。

生まれ変わるのも楽しみであります。

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