うまくいかない自分とどう向き合うか

仕事というか人生とは面白いもので、うまくいかないときはとことんすべてがうまくいかないのに、一つうまくいき始めるとすべてが好転したりします。

先日ある一つの重要な仕事が頓挫しそうになっているときに、追い打ちをかけるように同じくらい大切な別な仕事にトラブルが発生しました。

一つのトラブルだけですでにいっぱいいっぱいなのに、もう一つ覆いかぶさってきたときにはほんと自分の人生はなんてついていないんだろうとしか思えません。

ところがあることをきっかけに絡まって固結びになっていた一つの仕事の糸の塊がポロっと解けて瞬間、もう一つの問題も光が差してきたから面白いものです。

人生すてたものではないという言葉も一つの真理だなと思います。

さらに、

同じ日のうちに電話とメールで予期しなかった素敵な仕事が2つも入ってきました。

もちろん人生は頭で一生懸命考えてなにごとも進めるわけでありますが、一方では頭で考えた通りにはなにごとも進まないことを頭の片隅で知っておかなけれななりません。

うまくいかない自分は
どうすればうまくいくのでしょうか?

考えても考えても分からないことは多々あるわけです。

一生ありますね、きっと。

ではできることは何かと言えば、いま自分がどんな状態にあるのか?何を感じているか?をちゃんと理解しておく(おこう)ことはできるわけです。

人生楽しいこと楽なことばかりではありません。

楽しいことだけでなく苦しみや不安もちゃんと感じとり受け止めて所有する(しようとする)ことは自分さえその気になればいつでもできます。

そして願わくばわかるかわからないかは別として、ただ「苦しい」「かなしい」だけでなく、なにがどう苦しい(かなしい)のか?

自分にとっての意味に耳を傾けられたら最高です。

このように試みて少しでも自己理解が進むと苦しみや悲しみの感情であっても、理解された分だけこころは軽くなります。

そして当然のこととして自分のこころに向きあえる人ほど、他人の心にも向きあいやすくなります。

それがつまり自分への傾聴であり、他人への傾聴なのです。

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