自分の中にある怒りを、丁寧に収めていく方法(1)

いつもありがとうございます。

衝動買いを計画的に行うことがある、岩松正史です。
・・・

怒りはどこからくるか?

その発生源は一つです。

怒りの根源は
「ないがしろにされた」
という感情だけです。

あおり運転しかり、
商品クレームしかり
パワハラしかり。

特に必要以上に怒る人は、
他人からないがしろにされたと
強く感じている人です。

別の言い方をすると、
自分で自分をないがしろにしている人です。

で自分を愛せない分、
他人からの愛を求めざるを得ないのです。

つまり、自己肯定感が低い人ほど
人はよく怒ります。

怒りの根源である、
「ないがしろ」とは、

「粗末に扱われた」
「無視された」

という感覚です。

自分で自分を愛せている比率が低い人、
自己肯定感が低い(自己否定感が強い)人は
普段からすでに自分で自分を
ないがしろにしている分、
愛情貯金が枯渇しています。

そこに周囲から
「ないがしろ」にされた感が加わると、
苦しくなり過剰反応し始めます。

自分を責めると苦しいので、
他者を責めます。

でも多くの場合、他人を責めながら
自分のことも責めています。

だから他人を責めても責めても
ちっとも気分が良くならないのです。

・・・

なぜ人は怒るのか?

・相手がこちらに失礼なことをしてきたから?
・非常識なことをしてきたから?
・間違ったことをしていたから?

たしかに・・・それもあります。

でもそれは2次的なものです。

・何に対して怒るのか?
・どの程度怒るのか?

同じことをされても人によって
怒り方は違うことが説明できません。

私なら激怒することに、
怒りを1ミリも示さない人もいます。

怒りの根本にあるのは、
相手がどうこうではなくて、
自己肯定感が低く、

他人を攻撃しなければ、
自分を保つことができない
心の在り方です。

・・・

これは喜ばしいことです。

もし他人に原因があるならば、
過去と他人は変えられないので、
あきらめるしかありません。

でも自分の中に
「原因があってくれるなら」、
自分があきらめなければ、
変えていくことができます。

(なんて嬉しいことでしょう!)

ここに自分の中の怒りを
鎮めていくヒントがあります。

では何をしていけば
怒りにくくなっていくのか?

明日は、その方法についてお話ししましょう。

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