聴くときは心(頭)の中を真っ白にするのではない

「頭の中を真っ白にして聴く」あるいは「心を真っ白にしていく」、という表現をよく耳にします。

何かを感じている以上、頭心も真っ白になってはいないと断言できます。

自分の感情のフィルターに何が反応したのかがクリアになると、それをちょっと横に置いておくことができるようになります。

もし感情のフィルターに何が通ったかあいまいでまるで雲やガスみたいにつかみどころがなかったらどうなるでしょうか?

触ることも横に置くこともできません。

傾聴の練習は頭の中や心を真っ白にするための訓練ではなく、むしろ逆で自分の感情のフィルターをしっかり確認したうえで、自分の感覚ではなく相手の支えになる形で関わるための訓練です。

余談ですが私は話を聴きながら気になったことがあったら、いつも自分の顔の左斜め前のほうにおいている感覚があります。

とにかく真っ白にしようなどと考えないことです。
(その時点ですでに真っ白ではないわけですから)

それよりも自分は何を感じているのか?考えているのか?敏感になることをお勧めします。

※原文からの抜粋なので、書籍とは内容が異なります。

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