話題がわからなくても話が聴ける

※過去にいただいた傾聴1日講座の感想文からご紹介しています。

30台 女性


本日の傾聴講座にて基本的なスキルを学べた事はもちろんのこと、それ以外に心構えや同感と共感の存在、意味に気づけたことがよかった。特に相手の話を聴く前に自分自身のことを話すこと聴くことの大切さ、重要さを知れた。また相手の話題がわからなくても話が聴けること。重要な事は相手がどう感じているのかさえ理解することが大切ということを学べ、今後の福祉活動で相手が何を話すかを心配することがないということがわかり自信をつけることができました。

岩松からのコメント:
話題がわからないと話がきけないのは、あまたの中で事柄をイメージしてきいている時です。事実関係を確認するための情報を集めるようなきき方をしていると、知らない話題が出てきた時にイメージが見えないので疑問が湧いてきて聞けなくなってしまいます。傾聴で聴くときは、イメージが見えていても構いませんが、見えていても見えていなくても関係ありません。なぜなら、傾聴の聴き方は「その話題について、話している人がどう思っているか?どう感じているか?」その人にとっての、意味や価値にに耳を傾けるからです。たとえば「喜んでいる」顔を想像してイメージすることはできても(=事柄)、嬉しい感情はイメージでは見えません。話を聞いている人自身が、相手の喜びを「感じる」ことで初めてわかります。ですから、話題がわかろうが、わからなかろうが、その話を聞きながらあなたの心が何かを「感じる」ことさせできれば、気持ちを受け止めるきき方は出来ます。しかし、そういう聴き方はしたことがない人がほとんどなので、傾聴はそれを練習します。

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