聴き上手の共通点

いつもありがとうございます。

最近、輸入牛肉が高くなったと感じている、岩松正史です。

以前は傾聴の講座は1~3日で
完結するものが多かったのです。

でも最近は半年かけてじっくりと
指導させていただく機会が増えました。

その中で聴くことに確かな手ごたえを
持つ人たちが増えています。

聴き上手になった人たちと
話しているうちに聴き上手になった人には
ある共通点があることに気が付きました。

聴き上手の共通点とは何か???

2つあるのですが、

1つ目は、

「自分が解決するんじゃない」

あるいは、

「解決する責任を自分は負っていない」

という確信を持っていることです。

自分にはできないことがあるという前提で
関われる実感を持っている人ほど、
聴くことに自信と安心感を持っています。

特にカウンセラー、高知、セラピストなど
肩書きを持っている人に多いのが、

「自分が良い方向に導かなければいけない」
「アドバイスしてあげないといけない」

というふうに思っている傾向が強いことです。

「~しないといけない」と思えば思うほど
緊張し、混乱し、結果的に的を得ない対応に
なってしまっている人が多いのです。

それは、

自分の中の潜在意識(本当の自分)は

「自分には解決できる力などない」

と本当は知っているのに、
表と裏で自己矛盾を起こしてしまっているから
それが緊張と言う形で現れます。

聴き上手の2つ目の共通点は、
今の続きになりますが、

解決できない自分で良い(当然)と
心の底から信じていることです。

その風に落ち度合いが大きければ多いほど
みなさん自分に安心して聴ける
聴き上手になっています。

「聴かねば」
「プラスに転換してあげねば」
「答えらしきものを提示せねば」

と「ねば」が染み付いている人ほど
ちゃんと聴けない傾向が強く出ます。

聴き上手になった人の共通点。

それは、

できることをできる、できないことをできないと
自分にも相手にも嘘をつかず
誠実に認められる人なのでした。

自分に誠実に向き合えるようになればなるほど、
人にも誠実に向き合えるようになる。

考えてみれば当たり前のことでありますが
それがトレーニングによりできることが
実証されつつあります。

いかがでしょうか?

これをお読みいただいているあなたは、
聴き上手の条件をどれくらい
満たしていそうでしょうか?

<お知らせ>

6月の傾聴サポーター養成講座は
6月15日開始の週末コースと
6月26日開始の平日コースの2つです。
 ↓
http://bit.ly/2qJDa6f

<<編集後記>>

きのうは毎月行っている
高齢者住宅での傾聴ボランティアの日でした。

通い始めてそろそろ1年になります。

入居者の方も毎月楽しみに
待っていてくださって、
とてもいい時間が流れる空間となっています。

そしてなにより、

価値観を共にするみんなと
フランス料理店での美味しいランチを
食べながらする反省会の時間も
貴重な時間なのでした。

ボランティアに行って喜んでいただき、
癒されて帰ってくる。

最高ですね。

今日もいい一日をお過ごしください!




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■傾聴の参考になる動画
心理学的な傾聴の説明をゆっくり学べます
→ 諸富祥彦の傾聴のねっこ(動画)

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